【人口1万人に】醤油の町「湯浅」にある謎の遊郭らを取り調べする。【4遊里】(7)

 

全国裏探訪取材班は、和歌山県の「湯浅町」の遊郭を取り調べるべく市街地を散策している。ここ湯浅には4つもの遊里があり、今回は北部にある「コンクリ街」という遊郭を見に来ている。現在は完全に放置されていた遊郭なんですけど続きを見ていきましょうかね。

遊郭からの赤線廃止後、半世紀の時を経て今に残す遊郭の路地。夕暮れと相まって素晴らしい雰囲気を醸し出している。住宅の分譲地とかになって、完全に壊滅する前に一度訪れてほしい雰囲気だ。

路地からはいまだにその雰囲気を残すべく、丸窓も残っている。これがまたいいんだ。

そんな丸窓から、視線を横にずらすとこのような玄関が。いかにも当時の妓楼の入り口っぽい。完全な状態で今にその姿を残す。玄関扉には雲の意匠とこれは山の意匠?

「きらく」

よくあるのはアルミサッシなんかで近代化されているのだが、この玄関の引き戸は木製でおそらく当時の物だろう。きらくという当時の屋号と思しきものまで刻まれていた。

その2階を見るとこんな感じ。雨戸がすべて閉め切られていた。やはりどの物件もすでに家主は居ないようだな。物音ひとつ聞こえない。

路地の奥へと進んでいくと、他に朽ち果てかけているところもあった。屋根が抜けているのであばら家になるのも時間の問題だな。

中はこんな感じで2階の床が抜けている。もう二度と人間の住める状況ではないようだった。古い日本生命の特約店看板が香ばしい。

引いてみるとこんな感じ。どの物件を見ても立て格子で統一されているところもこの地区がどのような場所なのかを現代に伝えてくれる。

 

修繕中の格子も放置されていたり。

「風俗営業 (料理屋)」

ここ「コンクリ街」にも風俗営業の銘板が残っていた。たかだか1万人の町の割にはソッチ系が旺盛だったんでしょうか。

「編物教室」

こちらは、転業旅館ならぬ転業教室か。もちろん既にもう教室は開かれていないが看板は健在だった。

さらに奥に進むとドン突きになるのだが、その両脇も立て格子の遊郭長屋っぽい物件が健在。家主に話を伺おうと門をたたいたが返事は一切なかった。

 

ドン突きをさらに進むと脇には祠のようなものが。往時は女郎に崇拝の対象として拝まれていたのだろうか。賽銭箱を除いたが現在入っていたのは1円玉だけだった。旺盛に稼いでいたのは今も昔。今は生活は楽じゃなさそう。

「コンクリ街」はいかがだっただろうか。湯浅のここまで見てきた遊里は3か所。で、まだ実はあと1か所まだ遊里があるんですよね。次回最終話までお付き合いください。

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(2020・200X)