【人口1万人に】醤油の町「湯浅」にある謎の遊郭らを取り調べする。【4遊里】(6)

 

全国裏探訪取材班は、和歌山県の「湯浅町」の遊郭を取り調べるべく市街地を散策している。ここ湯浅には4つもの遊里があり、前回までは南部にある「新地」という遊里と、真ん中にある「新地」を見てきたのだが、今回は北部にある「コンクリ街」という遊郭を見ていきましょうかね。

そんなコンクリ街のトップバッターはこちら。棟が2つあって中間で納屋のようなもので連結されてるんですけど、これがもう傾いてて蔦だらけでヤバイ。

この姿からお察しの通りすでに家主は居ないようだ。もちろん縦格子なのは当然として、玄関や窓も平行四辺形になっている。てか壁も手前に傾いてるし。

2階はこちら。南の「新地」にあったアポロも蔦だらけだったが加飾具合はこっちが上かも。今は自然に還ろうとしているが往時は2階から女が手を振っていたのだろうか。

中を見るとこんな感じ。襖は外れ、障子は破れ、完全にリアルお化け屋敷のようになっている。

別の場所では完全に障子の紙がなくなり骨川筋衛門になってしまってるようだ。諸行無常といったところか。

そんなお化け屋敷を過ぎて、さらに北に進んでいく。すると、うわぁ~これかぁ。またまた壁が完全に剥がれ落ちた物件が。マジでズタボロ感半端ない。

「瓦落下 注意」

路地の幅は軽自動車がギリギリ通れるかの幅員の為、軒が通行人の頭上に来るので瓦が落ちてきて大けがをする恐れがある。実際に何枚も瓦落ちてるし。

はい、ではこちらを見ていただこうか。長屋の妓楼がぶった切られたのか。それとも隣の物件が立ち退き壁がはがれたのか。完全に断面がむき出されている。最近話題のインスタ蠅お花畑スイーツ女子のフルールサンド並みに、これはなかなか断面萌するんじゃないでしょうか。

 

そんな断面萌もいいんですけど、シルバニアファミリー並みに見える屋内をちょっくら見ていきましょうか。2階の部屋の押し入れや書院造りまで断面になっているのは若干笑える。ここでどんな秘め事が行われていたのだろうか。

ちなみに、この写真は取材班の一人が2008年(平成20年)に撮影したコンクリ街の様子。この時にはまだ潰されている物件はないように見える。

10年以上前の写真とを見てみると当時はまだそこまでオンボロではなかったようだ。長屋がきれいに連なっていた。当時はまだスマホもなかった時代で、ネットも外出先で見れなかった時代なんでよくとっていたなぁ~。

この「コンクリ街」。なぜコンクリ街というかというと、この遊郭ができた当時はまだ舗装された道路が珍しかったらしく、芸娼妓の着物が通行の際に汚れないようにコンクリートで舗装されたからということらしい。なるほどここは湯浅では最先端のハイカラスポットだったというわけか。

次回も、そんな湯浅のハイカラスポット「コンクリ街」をまだまだ見ていきますよ。

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(2020・200X)