【オンボロ】滋賀大津「柴屋町遊郭」を徘徊する。【下町妓楼】(4)

 

全国裏探訪取材班は、滋賀県大津市の「柴屋町遊郭」を徘徊している。滋賀県の県庁所在地の市街地なんですけど、そこには細い路地があってなかなか見ごたえがある遊郭跡だ。

この用水路が柴屋町遊郭跡の西側に流れており、外部と遮断する結界として機能しているように見える。前回はこの用水路から外に出たので今回はまた入って行きましょうかね。

柴屋町遊郭は「上柴屋遊郭」と「下柴屋遊郭」がニコイチになったよう縄張りになっているのだが、今回も前回に引き続き上柴屋遊郭側だ。

「こんがり亭」

ここは屋号から、鉄板焼きの店らしいが、見るからに遊郭のそれである。転業飲食店って言う奴なのか。

こんがり亭の先はこんな感じで枡形のような配置になっている。左はいかにも遊郭臭がする物件なんですけど、近年は京都の衛星都市としての役割も多くなり、今風の一軒家もあるな。

枡形というかクランク状の路地にはこんな感じで、いかにも元妓楼の物件もあったり。まだまだ残ってるんですねぇ。

「フクヲ薬局」

路地を抜けると再度大通りに出てくる。ここには薬局やその他の洋品店が錆びたシャッターを販売しているようだ。

「豆信」

その大通りを北上すると、豆信という料亭がある。この料亭は大正時代に料理旅館として開業した国の登録有形文化財にも登録された由緒ある物件だ。後年は料亭のみの営業となり今では昼夜共に1日2組限りの予約制なのだという。一度行ってみたいな。

 

これがちょうど、取材班廻った町の全域が掲載されている地図だ。ちょうど地図の中央下の豆信から上に向かって伸びる南北の道が大通りだ。この大通りを境に右が「上柴屋遊郭」左が「下柴屋遊郭」らしい。

「親玉饅頭」

「長崎食堂」

この辺は遊郭探訪もいいんですけど、町自体が非常に風流な下町だ。東海道の宿場町として栄えた大津はその繁栄ぶりから‟大津百町”などと言われ、街道や水運の交通の要衝としても栄えたので町歩きには好適だ。

さて、取材班はここまで大通りの西側の「上柴屋遊郭」を見てきたんで、今度は東側の「下柴屋遊郭」を見ていきましょうかね。

 

「栄の喜」

取材班は、大通りを南下していると、東側に入る小道を発見。通常の町歩きでは見向きもしないような路地でアパートをくぐって路地裏へとアクセスするような造りだ。栄の喜とはこの奥にある物件の屋号だろうか。

この画像を見てもらったらわかるかもしれんが、どこか京都風だ。やはり隣の京都の影響を受けているのだろうか。ここがもし石畳で下に灯篭でも置いてれば祇園と言われても遜色はないだろう。

さて、栄の喜の看板をくぐるとそこには道幅2mほどの路地裏が出現する。これはなかなか面白そうじゃないか。

次回最終回は「柴屋町遊郭」の「下柴屋遊郭」側を見ていきましょかね。

さて、次回以降もまだまだ滋賀県大津市の「柴屋町遊郭」を徘徊していきますよ。

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(2021)