【人間魚雷】無慈悲な「回天」の大神訓練基地を調査する【特攻兵器】(2)

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全国裏探訪取材班は、かつて大分県日出町に人間魚雷「回天」の訓練基地があり、その回天大神訓練基地調査している。

先ほどの回天の反対側に、申し訳なさそうなスペースにぎっちりと詰まった回天の歴史資料や搭乗者の資料が置いてあった。かつて、この国を守ろうとした英霊達をこんなぞんざいな扱いでいいのだろうか。

観光地として難しいのはわかるが、今だからこそ日本人はこういった歴史に直視しなくてはならない。なぜならば、特攻兵器として実際に存在をし、かつて散った若者がいて、彼らが身をもって戦争の恐ろしさを教えてくれたから。

「天を回らし、戦局を逆転させる」

歴史が示す通り、結果はそうならなかった。回天が人間魚雷というならば、神風特別攻撃隊は人間爆弾である。なんとも無情で悲惨なこの真実を多くの日本人は情報操作され未だに理解も知識も浅い。恥ずかしい限り。

訓練中に亡くなった方も含めて、ここには資料が展示されている。有志によるこまめな手入れはされているようだ。

彼らの遺書である。文字の力強さ、ブレてない文体、選択した言葉から当時彼らの時代がひっ迫した環境と覚悟が伝わってくる。お分かりいただけるだろうか彼らの意識。

諸説あるがかつて日本は、神国思想を元に「天皇が統治する国」として「神州」と呼ばれ、鎌倉時代に攻めてきた元寇からも神の力に守られた即ち神風によって守られたという逸話を元に消えない国として「神州不滅」という天皇神話と結びつけた考え方あった。しかし当時極度の物資不足だった。時は太平洋戦争末期、軍部トップは身の程を分かっていたかもしれないが…結果たくさんの犠牲を払ったことは否めない。常に奢りは禁物ということだ。

今の若者に愛する人を、そして祖国の為に命を捧げる覚悟があるだろうか、少なくとも写真のように笑顔で写ることは到底できないだろう。

にしてもあまりにお粗末な賽銭箱…こうやって歴史は徐々に風化し、繰り返すのだろうか…  

回天の各部の説明があった。やっぱり横から眺めてもただの魚雷でしか見えない。戦うという武器が一つもない。本体自体がもう一回きりの武器でしかない。

正面からの図である。ここまで横幅がないと事実上ただの監禁である。訓練中極度の狭小空間で、不安になったことは容易に想像できる。

「楠正成紋菊水」「七生報国」

この時代軍事教育として、忠誠ということや、奉公という意味で楠木正成はたくさん出現する。日本人のある意味強みはここにあるだろう。それは今も変わらない。多様化したとは言え、未だに会社の為に…上司や社長の為にといったマインドは置き換えれば国や天皇に代えられるのでなかろうか。 天皇に忠誠を誓うか、一生会社に忠誠を誓うか・・考えないのは楽なのだろうが、あまり日本人の精神性は変わってないなぁ・・あの敗戦で何を学んだのか。 しかし、この「大神訓練基地」は広大だ。まだまだ」見て行こう。

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(2020)