【二ホン人の闇】三十人殺しの「津山事件」の「貝尾集落」を訪ねる【は今も続く】(6)

 

全国裏探訪取材班は、「津山事件」を取材している。この事件では都井睦雄が11軒の自宅を襲撃し30人以上を殺害したという凶悪な事件だ。前回まで7軒目迄をお話ししてきたのだが、今回は8軒目からスタートしよう。

8軒目は、丹羽卯一宅を襲撃。この戸主の卯一(28)は寺井ゆり子の初婚の相手であり、都井睦雄が最もジェラシーを抱えていた男だったに違いない。卯一は数々の発砲音で目を覚まし、一目散に集落を逃げ出し加茂駐在所へと走る。

都井は卯一を取り逃がしてしまったが、その程度は想定内。駐在所までの時間は計算済みだ。往復約50分ほどは掛かる。現に逃げ出した卯一は駐在所まで25分の時間を要したという。

駐在巡査は卯一の知らせを聞く前にその慌てぶりから、都井睦雄の仕業だと察したのだという。それからすぐに現場へと急行したが、一連の襲撃には間に合わな方と言う。

ちなみに卯一の母イト(47)がは下半身を散弾銃で撃たれた後も生きていたというが、その数時間後死亡した。噂によると睦雄はこのイトに対しても夜這いを求めていたというが・・・

9軒目は、池沢末男宅を襲撃。少し高台にあるここには戸主の末男(37)と妻宮(34)、二男彰(12)、三男正三(9)、四男昭男(5)、末男両親勝市(74)とツル(72)がいたという。末男はすぐに裏の竹やぶへと逃げたが妻と四男、そして両親が射殺された。

10軒目は、寺井倉一宅で少し離れた場所にあるこの坂の上だ。そもそもブローニング銃、日本刀、七首と完全武装なのだが、銃だけでも5Kgほどあるわけだだし、しかも結核で薄弱の都井睦雄がこんな坂を駆け上がって殺戮を繰り返すとは、やはり憎悪が人間を超人にさせるのだろうか。

襲撃された、寺井倉一(61)と妻のはま(56)、長男の優(28)の中で妻のはまは様子がおかしい集落の様子を見に外を覗いていたところ、都井睦雄がはまを狙い射撃。はまは即死はしなかったものの、後に出血がひどく死亡した。

寺井倉一は集落の中では資産家で、家には石垣があったという。それほどの財力で倉一は集落の女と肉体関係にあったようだ。それを都井睦雄が見逃すはずもなく襲撃したという。

 

ここで、貝尾集落の襲撃劇は終了になるのかと思った。だがしかし、憎悪の対象はまだあった。最後は貝尾集落から坂本集落へその劇場は移動した。通常貝尾から坂本まで行こうと思うと真福寺のある所まで降りていき、再度別の道を坂本方面に登らなくてはならない。

しかし、貝尾から真福寺方面に降りていくと、加茂から上がってくる巡査らと鉢合わせするかもしれないので、都井睦雄は暗い山中を横断することに。真っ暗で何も見えない山中を横断し獣道だけで最終襲撃先へとたどり着いた。

11軒目は、坂元集落にある岡本和夫宅だった。ここには戸主の和夫(51)と妻みよ(32)が暮らしていた。実はこの妻のみよは睦雄からの夜這いを受け入れていた。しかし一方みよは前述の資産家寺井倉一とも肉体関係があったらしく、睦雄の憎悪の対象となってしまう。

みよの夫和夫はそんな睦雄と祖母に再三苦情を入れていたらしく、和夫は睦雄の万が一の襲撃に備え空気銃を買い備えていたらしい。この襲撃でついにその空気銃で応戦するときが来たのだが、ブローニング中に対して空気銃では全く歯が立たず、夫妻共々射殺されてしまった。

ここまでが、全11件の襲撃の一部始終だ。次回は、都井睦雄の最後と集落のその後を見て行こうか。

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(2020)