全国裏探訪取材班は、名古屋市にある「中村遊廓」の南側にある賑町を散歩しながら街並みを見回っている。かなりでかい遊郭なんですべて見て廻るのにはかなりの時間を要す、
「ふろやのあと」
ここは、ふろやのあととか言うけったいなネーミングのカフェだ。風呂屋って銭湯なのですかね。それとも場所柄大人の風呂屋の跡なんですかね・・
「曹洞宗瑞龍山 白王寺」
そのカフェの隣には曹洞宗瑞龍山 白王寺と言う寺がある。一般的には中村観音と言う名で地元では知られている寺だ。
実はこの中村観音は怖い言い伝えがある。勘のいい熱心な読者ならばもうお分かりかもしれない。それはこの地区にこの寺が建立されている理由を考えればある程度の想像ができるだろう。
「芸」
表向きには芸事。いわゆる芸能や芸人、芸術などの御利益があると言われている。が、芸妓と娼妓の区別もあいまいな時代もあったというのでどこまでが“芸”なのかは難しいところ。
で、この中村観音の高さ8メートルもある御本尊、十一面観音様と言うのは、この地の無縁仏供養とこの地区の仏として建立されたものだという。ただ、それはあくまで表の話。実はこの観音様、巷のうわさでは遊女達の遺骨を固めて作られているという。これはひどいな。ただし、本当かどうかはあなたの想像次第だ。
「中村映劇」
ここは今でも残る成人映画館だ。場所が場所と言うだけあって今でもこんな映画館が残っているのか。ここに関してはまた別のレポでお送りしよう。
ここは賑町の通りからさらに一本南の通りだ。ここまでくれば遊郭の結界外となり外周部分になる。そこにもスナックが通りに並んでいる。お楽しみの前に酒でも飲んでいくんですかね。
「大門小路」
通にはこういった小路なんかもあったりもする。ここもまた別でお伝えしましょうかね。
「大門横町」
県道68号線、通称太閤通りに面するところには大門横町もある。ここもまた別レポでお伝えしましょうかね。
あと記事が肥大化してしまうんで、別レポ別レポとばっかり言って申し訳ないのだが、こういった飲み屋横町もあったりするんですよね。また、中村遊廓内の飲み屋街はまとめてお伝えしよう。かなり寂れてるんで見ごたえ抜群なんで・・
「大門」
というわけで、太閤通りまで来た取材班は大門と言う交差点まで来た。この大門交差点は、現在事実上の中村遊廓の南の玄関口だ。
「KOHAKU」
大門交差点前にはパチ屋が。飲む・打つ・買うの三道楽の一角を占めている。ちなみにこのパチ屋地元のパチキチオジサンが言うには回らない・換金率悪い・店員愛想悪いとの三クレームwもう打つ店としては最低ランクのようだ。
さて次回は、中村遊廓の南玄関から入っていきましょうかね。
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(2020)