全国裏探訪取材班は、鹿児島にある私設の資料館「戦史館」に来ている。お伝えしているようにこの戦史館は現在休館中のようだが、館主の計らいによって開館していただいた。休館中と言う事もありそんなに期待していなかったのだが、予想以上に貴重な物を置いてたり、私設にしてはかなりすごい。
「階級章」
さて、続けて見て行こう。ガラスケースには階級章や勲章が雑多に並んでいる。レアなモノもあるのかもしれないが詳しくは分からないので、その辺はマニアの方にお任せしようか。
「勲章」
戦中の物だろうか。1円以下の紙幣もあったりもする。これって今でも使えるんですかね。
流石旧日本軍を顕彰する施設だけあって、壁には神棚も置かれている。全国裏探訪取材班がよく行く町にある公明党のポスターなんかは一切貼られていない。
更には昭和天皇の写真も貼られて居たり。そういやどこかの反日知事のいる県のトリエンナーレでは昭和天皇が燃やされる展示があったんだったっけ。
「強い日本軍魂」
こっちはまかりなりにも命を懸けて国を守った英霊の展示をする場所なんだし、そんな、朝鮮人の娼婦像とか天皇を燃やしたりとかそんな展示に公金を入れやがって恥を知れ‼とでも言いたくなる。
こっちの展示なんてガラスケースは汚いし、案内板は全部手書きだし、照明は暗いし。同じ展示資料館ならばこっちの展示に公金を入れてほしいな。マジで。おっと話が逸れてしまったがここにもたくさんのパネルが貼られている。
「陸軍常備団体の配備(昭和七年現在)」
「第八師団」「第九師団」「第十師団」「第十一師団」
ここには陸軍常備団体の配備との表記で、たくさんのパネルが並べられる。もちろん手書き。マジで個人でここまでするのはすごい。
「大東亜戦争における陸軍地域別兵員数及び死者数概数表」
こちらの内容は表題の通りだ。ズタズタにやられまくった終戦当時でさえまだ、国内に237万人、中国に105万人、満洲に66万人、朝鮮に29万人の計約450万人の兵員が居たという訳か。これだけ居たら、陸軍の一部が徹底抗戦を主張するのもわからなくはないな。まぁ頭数だけ居ても掻き集めの兵員では意味もない。軍隊と言うのは練度、士気、補給が無ければ話にならんからな。
「最後の御前会議」
原爆も落とされ、当然そんな状態なので戦争継続もできるわけもなく終戦に至る。別にレアなアイテムとかではないがあまりにも有名な画像なので紹介しよう。これは1945年(昭和20年)8月14日午前10時宮中の防空壕で全閣僚陸海軍関係者23名を招集されて開かれた御前会議の様子だ。一部の戦争継続派も居たがこの会議で戦争終結の聖断を下されたらしい。天皇も馬鹿ではなかったという事か。
取材班は興味のある物品の展示ばかりだったので、見入ってしまうとあっという間に時間が過ぎて行ってしまう。館主は、ゆっくりと見て行って!との事だったので椅子に座りながら見させていただいた。て事でまだ続きます。
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(2020)