全国裏探訪取材班は、先日ここで三重の県庁所在地「津」のDEEPスポットを案内してきたわけですが、徒歩にて近鉄津新町へと行く道すがら変わった物件を目にしたのでお伝えしていこうと思う。
「岩田橋商店街」
国道23号線から岩田川に沿って「岩田橋商店街」と言うシャッターまみれの商店街があるのだが・・表向き自体はそう特筆すべきものでもない田舎ならばどこにでもあるアーケードに見えると思う。
ただし、その岩田橋商店街と言う名の如く、商店街の裏から見ると岩田川に沿ってズタボロの民家が並んでいる。これはすごいな。
上空から見るとこんな感じ。かなり河口に近いので川の幅は50mくらいあるだろうか。リバーサイドショッピングモールなんと言えば聞こえはいいが、実際は体のいいバラック風の商店街なんですよね。
「丸の内パーキング」
そんなバラックのような物件が立ち並ぶ商店街なのだが、実際ここ周辺の住所は津市丸の内。津城跡もあったりして、市役所、警察署、銀行の本店なんかもあったり、丸の内エリアと言うれっきとした津市の官公庁街なんですよね。
「津松菱百貨店」
岩田橋商店街と国道23号線が交わる交差点には津松菱と言う百貨店が存在する。
「MATSUBISHI」
元々は戦前の1936年(昭和11年)に大門百貨店として津市大門町に完成。それから戦後の1963年(昭和38年)に現在地に移転し営業を開始したようだ。何れにせよレトロな百貨店だな。
「岩田橋商店街」
さて、岩田橋商店街をお買物気分で歩いていきましょうかね。総じてレトロな商店街なのでもしかしたら掘り出し物が見つかるかもしれない。
「床屋」
アーケードを進んで行く取材班なのだが、空いている店は散髪屋が3店舗だけだろうか。他の店は軒並みシャッターの展示品販売の如く閉店中のようだ。て、散髪屋が3店舗もああったところで・・
「津ボート」
アーケードの看板にはボートレース津のチラシ入れがあったりするんですが、管理をしていないのか。ごみ箱と化している。
「理容ほがらか メガネの服部 岩田橋商店街」
アーケードに看板が据え付けられる。ブリキの板に筆で書かれたような店舗の名前。しかもブリキの周りには釘で固定されているんですか。
全ての岩田橋商店街の加盟店はこのフォーマットの看板に統一されており、いかにも前時代的な商店街の風情を感じることができるだろう。
「申し訳ありません 本日午後4時頃から 開けさせていただきます ユーキ模型」
散髪屋3店舗以外にも模型屋が現役でしたか。よっぽどマニアックな模型屋なのだろうか。今時模型屋なんて絶滅危惧種だぞ。
次回も引き続き「岩田橋商店街」を見て行きましょうかね。表のアーケードを見て、川側の裏の様子もじっくりと見て行くとするか。
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(2020)