【津・つ】三重の九龍城「大門商店街飲食店街」とその界隈。【と言う県庁所在地】(6)

 

全国裏探訪取材班は、前回まで「大門商店街飲食店街」の商店街と飲食店街がある1階部分を見てきた。この大門商店街飲食店街には公園で遊んでいたガキが「幽霊マンション!」と言っていたように、2階以上はなにやら怪しいマンションになっている。さてどんな風景が待っているでしょうかね。

大門商店街飲食店街の北西部分の一角にはこのような階段が残されている。なるほど、これが2階に続く階段か。

その階段がこれ、昔のハイカラデザインとか言うやつなんですかね。1段目と2段目がTの字の構造になっている。これって右側の端の部分が宙に浮いてるので重い体重の人は乗らないでね。

そんな結構ヤバめの物件なんですが、基本は鉄筋コンクリート造。躯体は年代からしても比較的しっかりと残されて居る。

「津市大門商店街商業協同組合」「着工昭和三十一年6月二十一日 竣工昭和三十一年十一月三十日」

昭和31年(1956年)と言えばまだ東海道新幹線が着工されていない時期だ。当時新幹線建設や東京オリンピックで鉄筋コンクリート造の需要が増大する前の鉄筋コンクリート造なので比較的しっかりとしたコンクリートを利用していることが多い。

ちなみに、その後の鉄筋コンクリート造の需要が増えだしてからは脱塩していない海砂などコンクリートの質が著しく低下していることがままある。なので年代は古くなっても昔の鉄筋コンクリート造の方が保存状態が良かったりもするんですよね。

そこから取材班は2階の廊下を歩く。ここは既にボロ団地の魔窟のような空間になる。非常に圧迫感があり生活感満載。ただし、すでに全員が死に絶えてしまったのか取材班が訪れた時は生活音とかその類のものはしなかった。

下を見るとこんな感じ。前回お伝えしたが1階の飲食店の太陽光の採光口がここにありますよ。今なら光ファイバーとかそんな感じで太陽光を採光するのだろうが当時としてはガラスタイルが精一杯のアナログテクノロジーか。

2階の路地はこんな感じ昼間にも拘らず両サイドに住居があり、窓からは中が丸見え。これは現代ではプライバシーがどうのとか言ってないタイプ。沢マンこと手作りマンションのここを思い出すな。

 

住居へと入る玄関も専ら引き戸が多くて、正直プアマン独居老人が細々と暮らしていたような感じだな。後進国の住まいと言った所かな。ただそれが現代に残されてい要ること自体がある意味レアなんですが。左右の住居の上はルーフバルコニーになっている様だ。その左右のルーフバルコニー同士は上で橋渡しされて居たり迷路っぽい。

住居にはズタボロの一酸化炭素バリバリ出そうな湯沸かし器とか、洗濯機が外に据え付けられている。トタンで後から付け足された物置も渋さを引き立てる。

電気の配線も現在ではこんな感じだ。完全に切断されているな。もう完全に末期状態なのか。

まだまだ見て行きたいんですけど、今日は眠いのでここまで。明日も更新しますのでもうしばらくお付き合いを。

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(2020)