全国裏探訪取材班は、うどん県骨付鳥市に来ている。まぁこれに関しては、当然ながら正式な名称ではない。ちゃんと表現するなら、香川県丸亀市だ。この丸亀市の丸亀駅北側には元々西側に「福島遊郭」や東側に「新堀遊郭」があった。その西側の福島遊郭に隣接する格好で「一寸島神社」という物があるとのタレコミを頂戴した。さっそく見てきましょうかね。
「丸亀駅」
取材班は丸亀駅北口を出て行きましょうかね。丸亀駅北口前にはかつて福島遊郭があったのだが、それはまたこの次に紹介していこう。まずは今回タレコミの部一軒から。
「一寸島神社」
北口を出て西に少し行くとこのような鳥居が見えるだろう。これかぁ。
てかこれ、神社の参道両脇にバラックが立ってんのか。すげーな。やばw神社なんでこの境内の結界内は澄んだ空気が流れているはずだが・・神聖もクソも無いな。
「厳島神社 天満宮」
扁額を見てみよう、ここには一寸島神社ではなく、厳島神社と天満宮の文字が書かれている。ほー一寸島神社は「いつくしま」神社と呼ぶのか。取材班はてっきり「いっすんじま」かと思った。ちなみに香川神社庁のHPには「市寸島神社」との表記があるんですけどね。

「元禄十六」
鳥居には元禄十六との表記がある。元禄16年は1703年か。徳川で言えば犬将軍綱吉の時代か。かなり歴史ある神社なのだろうが、この有様は一体・・
鳥居に食い込むように建てられてズタボロのバラック群。バラックの錆びの色が鳥居に移ってたりもすんぞ。しかも完全廃墟だし・・
このバラックも片側だけだったら圧迫感も無いのだろうが、もう参道の両脇トタンのバラックだし。遊郭前だし、駅前だし、やはりこれは戦後ドサクサ系の何かですか。
見たところ、3畳くらいの敷地に2階建てのバラックですか。基礎なんかもなさそうだし、かろうじで見えるのがコンクリブロックが下に置かれていることぐらいでしょうかね。
一見傾いたズタボロの住居なのだが、よく見ると商売をしていた棚みたいなものとか、そんな感じもするんですよね。例えば参道前のみやげ物屋みたいな感じなんでしょうか。
窓の隙間から中を覗いてみよう。中には生活用品を置く棚や、洗濯籠などが雑然と放置されていた。これは完全な廃墟だな。奥には勝手口のようなものも見えるので、やはり参道側(商売用)と外側両側(生活用)からアクセスできる造りになっているようだ。
人間が住んでいそうな物件は一つもないのか。完全に放置プレイ状態。これって震度5ぐらいあれば余裕で倒壊する可能性もあるかもな。これはやばい。
ある物件なんかは、玄関の引き戸の横の壁が完全に崩れており、玄関の意味を成して居ない。窓枠だけが宙に浮いているイリュージョン状態か。
その隙間から中を覗いてみましょうか。ちょっと失礼。すぐ中には流し台のようなものがあり、豆タイルもありますね。こちらはまだ整理されているように見える。
さて次回もこの一寸島神社を見て行きましょうかね。
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(2020)