全国裏探訪取材班は、遥々陸の孤島新宮市までやってきたんですよね。いやいや、和歌山ってたかだか大阪から1時間位なのに陸の孤島なんて大袈裟な。。と言われるかもしれないが、同じ和歌山県だが、大阪市―和歌山市を1とすれば、和歌山市―新宮は時間比で3くらい離れてるんですよね。なんてったって、日本最大の紀伊半島の端と端ですから。
「新宮駅」
「特急くろしお」
関西では、東京からの時間距離は一番遠いんじゃないですかね。和歌山県の新宮と言っても名古屋からは特急南紀で3時間30分。非電化なんでチンタラノロいし、しかも3時間に1本しか走っていないんですよね。ちなみに新大阪からも4時間30分ほど掛かります。
そんな新宮駅を降りたった取材班なのだが、今回タレコミも頂戴したこともあって早速新宮市のDEEPゾーンを裏探訪していきましょうかね。
「お燈祭像」
さて、今回のタレコミなのだが、和歌山市に浮島と言う観光地があるらしく、どうやらその周辺にかつて遊郭だったという事らしい。新宮と言う地名はこの地に元々在った神倉神社から見て熊野速玉大社を“新宮”と呼んだのが始まりらしい。なかなか歴史ある町らしい。
新宮駅を後にした取材班なのだが、踏切を渡り西側へ行った途端、ちょっくら違和感を感じ始めることになる。町の雰囲気が少し変でそれはすぐに確信に変わることになる。
「新宮市 人権教育センター」
この施設が取材班の目に飛び込んできたことによって、疑念は確信に変わった。人権に、教育、隣保、そんなワードが飛び込んでくるではないか。
「人権を守る主役は あなた と 私」「なくそう差別 みんな一つの輪になって」「和歌山県 ㈶和歌山県人権啓発センター」
「みんなで築こう人権の世紀」
こうした、啓蒙ポスターがあちこちに貼られている。これは完全に被差別部落のようだな。間違いない。
「春日 8」
この春日と言う地区は新宮市でも名高い被差別部落地区として認知されているようで、かつてはは“長山(永山)”と言うふうに過去に呼ばれていたようだ。しかし、この地で差別を連想するため行政が春日としたらしい。他にも、藺之沢地区、野田地区と言う部落もあるという。
「14」
多少感度の高い読者ならば、このようなセンスのない無機質な改良住宅を見てヤバイ地区だというのは認識できるはずだ。さて、少し徘徊していきましょうか。
そうこうしていると、中年の小太りの女が改良住宅内から出てきましたよ。片手には100均とかで売られてるルンペンが持ってそうなバッグをパンパンにして、どこかへ行くんでしょうか。正直生活は楽じゃなさそうだな。
さて辺りを警戒しながら、春日地区の中に入っていきましょうかね。そんなに警戒する必要あるか!?って言われるかもしれないが、少し前に取材班の一人が部落地区で汚物を投げつけられて危うく被弾するところだったらしい。
こういう部落って、一般的な住宅地と違ってそういった被害に遭う確率も高かったりするんで、もしどうしても訪問したい際はできる限り警戒した方がいい。なんてったってキチ●イ率高いですから。
さて、まだまだ序盤なんで次回も見て行きましょうかね。
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(2020)