全国裏探訪取材班は、三重県に実際の存在する「渡鹿野島」という島をご存じだろうか。そもそも渡鹿野島って何と読むの?と言われそうだが、読み方は“わたかの”島という。さぁ知らないなぁ。というのが殆どだろう。さすれば、三重にあるテーマパーク志摩スペイン村っていう所はご存じですかね。
「近鉄鵜方駅」
あ、志摩スペイン村だったら知ってるよ!行ったことあるし!という読者ならば居ると思う。そうです、この渡鹿野島は志摩スペイン村から東に直線距離で2Km位の場所にある的矢湾に浮かぶ人口200人の小さな島だ。実はこの渡鹿野島その筋の愛好家は知らない人がいない、通称“売●島”とかつて呼ばれていた性地なのだという。
「安乗行き」
取材班は、早速その小さな島に向かう為、阿児町安乗方面へ向かうバスに乗り込む。大体1時間に1本ぐらい走っているようだ。
取材班はそのバスに乗り、渡鹿野島を目指すのだが、バスの降り口は乗ったバスの系統によって異なる。まず、行きに取材班が乗ったのは“安乗行き”のバスだったので、渡鹿野渡船場を経由しない為、「国府坂の上停留所」で下車した。バスによっては「渡鹿野渡船場停留所」を経由するバスがあるので、バスに乗る際に運転手に聞いた方が確実だろう。
「左折 わたかの島」
国府坂の上停留所で下車すると、渡鹿野渡船場までは徒歩5分くらいだろうか。陸を下っていけば渡船場が見えてくる。
「わたかの島対岸 船のりば 待合所」
ここが船の待合所か。鉄筋コンクリートで丈夫な造りだ。もしや船が出るまでかなり待たされるのかと思ったが、午前6時から午後23時まで船はピストン運行している。渡鹿野島には県道船と呼ばれる公営無料の船もあるのだが、それは島の外を行き来するため不便なのでこの渡船に乗った方がいい。
実際渡船は運行していないように見えても、船頭が客影を見つけたり、待合のベルを押せばすぐに来てくれる。なかなか素早い。
本土側の渡船場から渡鹿野島を望む。人口200人ほどの小さな島ながら、やたらと大きな建築物があるのがお分かりだろうか。
早速取材班は渡し船に乗り渡鹿野島へと向かう。乗船料金昼間200円、乗船時間はせいぜい2,3分だろうか。とても短い船旅だ。それでも船旅は船旅、なぜか心躍るのは取材班だけでは無かろう。それも、有名な●春島ですからね。
で、今回取材班は三重県に縁があるという事で、三重在住の全国裏探訪エクストラ取材員某N氏と取材をすることにした。N氏は約20年前にもこの渡鹿野島に上陸したことがあるらしく、その時の感想も交えながら、この三重の桃源郷「渡鹿野島」こと背徳の売●島をお伝えしていこうかと思う。
前置きが長くなったが、いよいよN氏と上陸する。
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(2019)