全国裏探訪取材班は、倉敷に来ましたよ。倉敷と言ったらもちろん美観地区とか大原美術館、アイビースクエア行って、白壁を散歩して、きび団子とかスイーツ食べてとか。まぁそんなスイーツ女子のようなクソアリキタリな街歩きなんかはしない。
なので、もし「倉敷美観地区」とかのワードで検索してここへ来た新人読者はさっさと退散したほうがいい。いや、それでも自分は人とは違う。倉敷美観地区から徒歩2分の裏の美観地区なんてオモロそうやないか。少し読んでみるか。と言われた読者は最後までお付き合いください。
「倉敷一番街」
通常、倉敷美観地区なんかへ遊びに行くんだったら、左側の倉敷中央通りと言う大通りを真っ直ぐ進んでいけばいい。しかし我々は全国裏探訪取材班、性格もひん曲がったりしてるんで、この斜めに入っていく一番街を進んで言うこう。
一番街に入ると、道幅せいぜい2〜3mの細い路地が続く。そこには最近の洒落乙な小さなリストランテとか居酒屋とかあったりするんですよ。
そんな倉敷一番街だが駅から遠くなればなるほど、だんだんDEEPさが増してくるような気がする。こんなサビが回り始めたスナックなんかもありますからね。
「T&T」
「ラウンジビル サンシャインヒル」
このような飲み屋ビルも立っていたり。一番街とかいう細い路地なんで奥へと行くと狭い物件が密集しているのかと思いきや、再開発からかこのように少し開けたところもあったり。
「岡山県南広域都市計画決定」
あ、やはり周辺では再開発計画なんかも持ち上がってるようだな。
長屋を分割してスナックとか飲み屋になっている物件を発見。でも屋根が完全に穴空いたるだろ。これ。
「別館 竹の子」
今は郷土料理屋を営んでいるようだが、元料亭のような雰囲気に今回の取材班の裏の観光地が近いを事を感じさせる。
取材班はそうこうしていると、倉敷一番街の南のゲートを潜り川西橋という橋を渡った。
「川西橋」
それがこの川西橋。今回の裏の観光地「川西遊郭」とその他を区切る結界の役目を果たす用水路だ。
川西橋を渡ると早速レトロな物件がお目見えする。さて、界隈を一周して行きましょうかね。
早速ズタボロな生肉店とか飲み屋とかがあるな。これはもうお亡くなりになっているんでしょうか。もっと近くに寄って色々と嗅覚を研ぎ澄まして行きますよ。
「暴力追放店」「防犯」「川西町を明るく 住みよい街にする会」「18歳未満の方 入店お断りします」
このような文言が並んでいますよ。そもそも、防犯とか、街を明るく住みよいとか書かれてる時点で、犯罪が多く、暗く住みにくい。町の現状は逆って事なんですよね。
確かにに、Google検索で「倉敷 川西町」って入力すると「治安」といかいうワードが勝手に出たりするくらい何でよっぽどなのかもしれん。
まぁこれぐらい地域じゃないと、裏の美観地区とは言えんからな。て事で防犯に留意しながら次回から街を見て行きますよ。
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(2020)