全国裏探訪取材班は、宮崎市のジジイとババアのショッピングスポット。DEEPな「青空ショッピングセンター」に入って取材をしている。半廃墟のように見えるそこにはまだ営業中の店舗もあるようだ。最後の今回はアーケードの内部を全て見て行きましょうかね。
「青空ショッピングセンター」
「黒木商店」
この通り鮮魚店や、お肉屋がまだ細々と営業中のようだ。近くに大きなスーパーもあるのだがまだやってるってことは主に高齢者需要なんですかね。
「青空ショッピングセンター 海産物.珍味.業務用食品
さいきや ☎︎25−9882」
アーケードというか天井を見上げるとレトロな看板がズラッとあるのだが・・・
店があったと思しきスペースは完全に壊滅した後だった。もう少し早くくれば最後の勇姿が見られたのだが、おそかりしゆらのすけだな。
綺麗さっぱりズバッとひと区画なくなってるな。前回見てきた場所の裏側が見渡せる。それにしても、この壁面の青いトタンってかなり戦後臭するな。近くの裏風俗地帯にもありましたよね。
ちなみにこの青空ショッピングセンターなのだが、かつては西橘通りの西側。いわば、前述の裏風俗地帯の上野町の方まで続いていたんですよね。どおりで似通った泥臭さなわけだよ。
「サイキ海産食品」「鳥一鶏肉店」
一部鶏肉屋など営業しているのだが客はごくわずか。流行っている様子などは一切ないのだが・・その肉屋の隣には、引き戸が少し空いており何か別の営業所なのかと思ったら、猫の餌場でしたよ・・生物扱う商店で猫を飼うのはいただけんな。それか、飼育して売ってるとか?そんなはずないよね。
取材班は、そんな衛生観念もへったくれもない商店を横目に見ながら北側に青空ショッピングセンターの北端に抜けましたよ。南側のズタボロ感に比べ、こっち側は都心側だけあってまだマシと言った外観だ。
さて取材班は少し来た道を戻る。南側の入り口までの間に西に入れる横丁もあるので見にいこう。
「六番街」
その名も「六番街」。ニシタチのメインストリート上野町通りにつながっている。しかも横丁の間口を抜けると秘書コレクションとかいう大人のお風呂屋が鎮座する。これじゃぁ青空ショッピングセンターじゃなくて、男のショッピングセンターだな。ソープ街もあってもうクラクラしてくんな。カオスすぎる。
当然横丁ないにも秘書コレクションの勝手口?があったり、もうなんでもありっすわw
居酒屋や、風呂屋の客が使う公衆便所も完備。この雰囲気わかりますかね。
「家庭料理の店 きく花」「福茶屋」
六番街には間口が狭い居酒屋もあったりします。ほぼ死んだ青空ショッピングセンターにも生きた店はあるんですね。
さて、青空ショッピングセンターはいかがだっただろうか。かつて海外旅行が一般的ではなかった時代、宮崎といえば新婚旅行のメッカだったり儲かっていた時代は過去の話。今はそんな観光客の姿はなく消滅も時間の問題だろう。早めの探訪をお勧めする。
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(2019)