【場末の】ニシタチのスナック街かすぐ!「灰の木」ズタボロ物件記録する。【赤線スナック街】(1)

全国裏探訪取材班は、宮崎の裏風俗地帯ニシタチの取材を前回掲載したわけですが、結構反響があったんですよね。意外と女がイイ!とかなんとか感想のメッセージも頂戴したわけですが・・・そんなニシタチの裏風俗地帯から少し離れた宮崎市高松町界隈にかつての赤線地帯があるらしく足を運んだ。

繁華街から少し外れた、宮崎医療センターの近隣にそれはあるという。住所で言え宮崎県宮崎市高松町4−1ぐらいのところですかね。

なんてこたない4流都市の繁華街の外れ。こんな所にかつての赤線の残骸があるのか?と半ば半信半疑ながら取材班は足を運ぶ。

まぁ宮崎てだけでただでさえズタボロの物件に生活臭があるんですが、かつてこの辺は墓地があったのだという。そんな晴れと穢で言えば、穢の場所に戦後赤線が作られたのだという。そんな少し訳ありのルーツがある現地を目指すと・・

「灰の木赤線跡」

これか。ありましたよ。灰の木赤線跡。長屋風の物件。これって完全に廃墟なんじゃないですかね。いろいろ店の残骸がありそうですけど。さて見て行きますよ。

それではトップバッターの角地の店舗。大人が中腰になりながら入店しないと行けないくらい狭小な店舗入り口。上の部分は丸くなっており怪しさがパない。

しっかりと十八歳未満×と記載されていますよ。こういうスポットお決まりの「防犯」の文字もしっかり記載されていますよ。

やはり住所は「高松町4−1」でしたか。灰の木との文字はどこにもないのだが、なぜ灰の木というのだろうか。いや実は当時は「恵比寿町灰の木」と言っていたらしい。

「灰ノ木」

その証拠に今でも電柱にこのようなプレートが取り付けれられているのがおわかりいただけるだろうか。やはり電柱というのは我々に情報をくれますよねぇ。

 

この一角には怪しい物件の亡骸が今でも存在している。1階には店舗の玄関だろうか。

続いて2階部分を見ていこう。完全にトタンの雨戸が閉ざされているかつてはどんな営業を行っていたのだろうか。

当然物件だけでなく、何もかも放置状態なんですが・・

「十八歳未満の方 入店お断りします 宮崎県社交業環境衛生同業組合」

 

こちらも当時からの物件か何かですかね。なんか昔の連れ込み系の旅館ぽいんですけど。

目隠しのためですかね。表から見えないように木々が植えられている。一体なんの店なんですかね。怪しいな。

さて続いて通りに面するスナック長屋を見て行きましょうかね。うわぁ怪しさ満点すぎるだろここ。道路に面し数メートルおきに古びたドアが並ぶ。昔はガテン系の仕事が終わった後に束の間の羽を伸ばしにきていたんでしょうか。

さて次回、灰の木赤線後の続きを見て行きましょうかね。

#宮崎市 #レトロ #青線 #赤線 #路地裏 #ズタボロ #スナック

(2019)