全国裏探訪取材班は、廃娼県埼玉県の「喜多院裏」のレポをしている。今回最終回をラストまでお付き合いいただこう。
ちなみにこの喜多院裏は、1955年(昭和30年)発刊の「全国女性街ガイド」にはこのような記載がある「赤線の街で、駅から三十分ほどの著名な名刹喜多院のそばにある廓町に二十軒、花魁イモのような顔の花魁が八十一名。風物はよきだが、女はダメ。」と散々な書かれようだ。埼玉って女はだめなのだろうか。
「御料理 蒲焼 東屋」
この鰻料理屋の創業は1868年(明治元年)だ、それってここらへんがソッチ系の地区だった時ではないんですかね。その当時は乙種料理店に行く前に、この鰻料理店で精を付けて行っていたんでしょうかね。なるほど、辻褄は合うわな。
「各種 カードでお金」
ここにもカードでお金ですか。そんなに金に困ってるんでしょうかね。それとも自営業者はショッピング枠で現金化したりして経費で遊びに行ってうんでしょうかね。
「川越駅前」
ところで、この喜多院裏に関してはある熱心な読者よりの取材依頼なのだが、川越と言うのは現代のソッチ系のリフレッシュスポットは無い。ソープもなければ店舗型の風俗店は無い。現代人はどこでリフレッシュをしているのだろうか。
「小仙波」
と思ったら、その読者からのヒントで分かりましたよ。どうやら、そのスポットは喜多院裏から東へ500mほど行った国道254号線辺りにホテル街があるとの情報を頂いた。
早速取材班が向かってみると。そのリフレッシュスポットの疑問は腑に落ちることになる。かなりの数のラブホがあるのだ。ざっと10店舗以上。
「JCP Japanese Communist Party 日本共産党」「日本共産党埼玉西部地区委員会」
ところで、このホテル街の地区柄を一枚の写真で表すにはこの一枚ではないだろうか。共産党の支部があるような場所です。後はお察しください。
「小仙波交差点付近のホテル街」
読者にが確認しやすいように、一部上空から見てみよう。平日の昼間だというのに、ラブホテルの駐車場は外の駐車場まで満車だった。はは~ん、これか。
試しに、Google先生で「川越 風俗」みたいな検索ワードでググるとなんと派遣型フーゾクが96店舗(!)、只今派遣可能な女の子2256人(!)って。どうなってんだよ川越。廃娼県じゃなかったのか・・結果、喜多院裏の乙種料理店こと遊郭は、現代になり手を変え品を変え、便利な国道沿いにさらに規模を拡大し続いているのでした・・
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(2020)