【双子の】“ぼっけえ、きょうてえ”の舞台!岡山の「中島遊郭」を記録する。【遊郭島】(2)

全国裏探訪取材班は、岡山市の「中島遊郭」に来ている。中島遊郭は双子の遊郭島として有名で先ずは西中島町の「西遊郭」から歩いていきましょうかね。

前回のお好み焼き屋もそうなんですけど、それに続いてここも風流ですねぇ。おや、未だに布団が干されていますよ。

まさか、未だに営業しているわけではなさそうですが生活空間として今だに大事に住まれているんでしょうかね。

大掛かりな改装や、格子窓なんかも取り壊さずそのままだ。

ここなんかもそうですかね。メインの玄関以外に勝手口があったり。特徴を満たしていますよね。

うわ~いかにもっぽい造りだな。ここが西遊郭か。

横側はこんな感じ。隣は既に潰されてしまったのだろう。それはそれで残念なのだが、その代わり逆に物件の側面がシースルーで鑑賞できるので、遊郭ウオッチャーとしては堪らない。あ、公明党の看板だ。

「貞光」

ここは何か別の宿泊施設か何かだったんですかね。部屋が沢山ありそうな雰囲気。

こちらも同じような部屋が沢山あるような物件。1958年(昭和33年)には完全に赤線は廃止されたというが、その後は料理屋や旅館業に転身したらしい。その名残か何かですかね。

 

入口はベニヤ板があったり、引き戸が開いていたり・・ここじゃないですけどまさか営業中ってわけじゃないですよね。んなぁこたなぃ。

物件の間からは旭川が見える。完全に昭和だな。

川側ではなく、西遊郭の内陸側にもソレっぽい物件がりますよ。一見一般的な住宅のようですが・・

扇形のような意匠が開いて居たり、ヒントになる装飾がある。

 

ここなんかもそうですかね。玄関の意匠に窓の意匠すべたが縦長のデザインですよね。

こちらは赤線時代の物件っぽいですよね。モルタルというかコンクリートというか。

側面下には、ステンドグラスではないがガラスの装飾のようなものがはめ込まれていた。当時の男性陣はウキウキしたんでしょうかね。

こちらは飲み屋かなんかですかね。中が真っ暗なんでうかがい知ることができない。右隣りが宿泊施設で棟続きなんで飲んでから“お愉しみ”とかがあったんですかね。

 

出入り口もこの通りですよ。怪しさ満点じゃないですか?w

取材班は西中島町を南下してきましたよ。この遊郭島には市電の通る県道28号線と、この国道250号線東山通りがある。こちらの国道250線の方が新しく新京橋と言われている。

西遊郭もまだ半分も見れていない、次回ももっと見て行きましょうかね。

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(2019)