【死亡事例あり】硫化水素で必死の野湯「山之城温泉(やまんじょ温泉)」へ決死の極楽体験!【これはやばい】(2)

 

全国裏探訪取材班は、九州の秘湯「山ケ城温泉」へ行かんとしている。ただし目的地周辺の環境から凄い硫黄の臭いにあふれている。正式に言えば硫黄(S)は臭いはしないので、これは硫化水素(H2S)の臭いなのだが。いわゆる腐卵臭と言う奴だ。

「立入禁止」

この立入禁止の看板から、下の河原へ降りて行ったところが山ケ城温泉だ。さて早速下りて行きましょうかね。あ、その前に空から全体の様子も見て行こう。

「山ケ城温泉空撮」〔31°54’52.1″N 130°49’47.0″E〕

これが山ケ城温泉の上空からの風景だ。中央白い部分が自噴をしている場所と言うことになる。ちなみにここは小谷川の最上流部あたりだ。右下に見えるのは取材班が居る道路だ。座標は記載の通り。

「来た時より も美しく 立入禁止」

さて下の源泉まで行こうと思うが、ここへきても看板がありますね。来た時よりも美しく、と、立入禁止の看板がある。これは元々はやはり野湯として開放されていたと言う事だな。

早速、法面を降りていきましょうかね。降り口から下の河原までは先人たちが赤いテープなどでマーキングしてあるのでそれに沿って下りて行く。

 

そんなに急ではない坂を降りて行く。まぁ一般人ならば2、3分で現場に到着しますよ。

現場はこんな感じか。人の手は全く入っていないためこの通り自然のままといった感じだな。

こちらが真上からの様子。噴気には波があり、多いときもあれば少ない瞬間がある。その周期は数分から数十秒だ。大体噴気がある。

ここは小谷川の上流なのだが、その上流の脇から噴気が上がっているのがお分かりいただけるだろうか。

 

現在の時刻は午後3時ごろ。風向き的に南風の為はまだ大丈夫だ。ちなみのこれからの時間は風向きが北向きになるのでちょうど入浴スポットに硫化水素を含むガスが流れてくるという。

猶予はない。さっそく取材班は服を脱ぎ野湯へと浸かろうと思う。もちろん脱衣所なんてものは無い。

パノラマの写真も掲載しておこうか。大体こんな感じ。硫化水素(H2S)は空気よりも重く(比重1.19)のため下の部分にたまる。特に窪地が危なく風のない日なんかはそこに硫化水素が溜まり高濃度のガスを吸い込むと死に至る。

また硫化水素は、独特の腐卵臭がするが嗅覚をマヒさせる性質も持っており、高濃度にも拘らずまだ大丈夫と油断してしまう。そうしているうちに血中のヘモグロビンと硫化水素が作用しあい硫化ヘモグロビンとなり、酸素の運搬が出来ない血液となってしまう。

 

硫化水素と言えば安楽自殺の代名詞ともいえるが、実は完全な硫化水素では無ければ、呼吸困難、頭痛、吐き気、呼吸器官の激しい痛みを味わうことになるので注意が必要だw当然自殺に失敗すれば後遺症がのしかかり、一生肺水腫などで苦しむという。こわいな。

話がそれてしまったが、この現場ではかつて入浴者の死亡者も出たという。その時の死体は硫化ヘモグロビンによる特徴的な緑色が死亡者全体に作用しており。死体は全身にコケが生えたように緑色だったという。

そこで取材班は、風向きを監視する班と入浴する班の2手に別れ分かれ安全に入浴した。火山性のガスの中でも有毒な硫化水素なのだが、微量であれば問題は無く、水にも溶けやすい性質の為、温泉として水に溶けた硫化水素はむしろ免疫を刺激して活性化し健康増進が期待できるという。この山ケ城温泉は源泉100%ならば高温すぎて入れないのだが、小谷川の淡水も混ざりあいちょうどいい湯温に仕上がっているのが、これまた秀逸で極楽だった。

温泉マニアを標榜するならば、必ず経験しなければならないスポットだろう。

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(2018)