全国裏探訪取材班は、鹿児島市「甲突町」に来ている。ここには鹿児島で唯一公式に許可された特殊公衆浴場があったりするんですが、実はそれだけではないんですよね。ここには怪しい旅館街が並んでおり、今現在でもちょんの間として営業しているとかいないとか。さてその旅館とやらを見て行きましょうかね。
「センヒメ エアポート 石庭 オオミヤ」「旅館 霞荘 小料理 道」
こちらをご覧いただこうか。これを見てピンと来ればもうあなたは裏探訪上級者かも知れない。
「小料理 美代」
路地を曲がった所には、また別の小料理屋もあったり。名前は美代どことなく怪しさが漂う。
「城南交番前」
で、当地はもともと戦後は赤線だったわけで、当然その界隈への入り口に関しては交番がしっかりと鎮座。かつては遊女を逃さないように大門のような機能したのだろうか。いまとなっては時代が変わり防犯を是としているようだ。そういや、飛田新地とかも同じように交番があるよな。
「沖之村跡」(おっのむらあと)
その旧遊郭、赤線の象徴の交番隣には墓標のように沖之村跡と書かれた石碑があったり。やはりここが入り口だったんですね。
その交番前には城南通りという大通りがのびており、その通りを少し探訪してみる。
「旅館 万作」
通りを新屋敷側に歩いていくと、早速怪しい旅館が出現してきましたよ。少し寄ってみる。
大通り沿いにあったり、周りの民家に溶け込みすぎて華麗にスルーしてしまいそうになったりもするが、取材班の目はごまかせませんよ。これ、完全ちょんの間じゃん!w
「旅館 吾妻」
大通りを挟んで目の前にもしっかりありますね。名前は吾妻。
どこか民宿風な感じな佇まいなんだが、実はここらの店は現役という。値段は60m13Kで最後まで。というのが相場なのだが姫というか姥のレベルはお察しくださいwまあマニア向けって事で。
ただこういう怪しい旅館というのが現役で存在している事実。これは紹介しないわけにはいかない。なんの変哲も無いそぶりな町並みなのだが少しだけ滲む婬猥な臭いを感じますよね。
ちなみにこの裏が例のお風呂屋さんエリア。表面は、センヒメだのエアポートだの石庭だの掲げてますが裏から見るとこれですからね。ズタボロっぷりよ。
こんな旅館という名のちょんの間を見ながら、次回ラストさらに「甲突町」の残りの遺産を見ていきましょうかね。
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(2019)