全国裏探訪取材班は、薩摩隼人の遊びエリア鹿児島市「甲突町」へ足を運んでいる。いわば特殊なお風呂屋さんが並ぶエリアなんですが、鹿児島県内で唯一のここ甲突町8番のみ指定地域として営業が正式許可されている。
「甲突町ソープ街」
このエリアはかつて沖之村遊郭として江戸時代から続く旧遊里で、長い間薩摩男児たちを癒してきたスポットだ。赤線地帯を経験後の現在でもその歴史は脈々と受け継がれている。今回は前回からの続きを見ていこう。
「エアポート」「石庭」
この甲突町のお風呂屋さんは全部で4店舗存在し、基本的なコストは60m20Kという総額料金が多いな。ただ4店舗とも“入浴料”というクラシカルな表記をしているようだ。
南国鹿児島と言う事もあり、どちらかというとポジティブな県民性なので必死に道行く取材班にアプローチしてくる。ただそのキャッチトークには嫌味は無く、どこか関西に通じるものがある。事実、鹿児島県人会連合会は関西に拠点があったりもする。
「セクシーダイナマイトオオミヤ」
来ましたよ。4店舗目大宮。セクシーにダイナマイト。いいですね~この昭和のネーミング。取材班は嫌いじゃないですわ。
しかもその外観ときたらこれですよ。ピカソの絵みたいな模様で、昭和の終わりに流行ったバブリーなデザインセンスですよね。そのデザインの中には女の人の口があって、そこが入り口っていう何とも奇抜なデザイン。素敵。
更にそっから歩き進めて行くと、角が斜め45度に切り取られた物件が。これいいっすね。遊郭や赤線時代の物件を彷彿とさせますね。やっぱりその意識がデザインに入ってるんですかね。
「甲突町 14」
右の商店らしき物件もこの通りですよ。煤け過ぎて渋さがハンパない。物件に張り付けられたタイルも実は茶系と緑系のツートンになっていたり。これも絶対地域意識してるだろ。
「さくら荘」
その物件の隣はこれですわ。昭和のタコ部屋長屋みたいなのが両隣ツガイで現存していますよ。これは当時どんな使われ方していたんでしょうかね。往時の赤線地帯の空気を感じますね。
「ふか味 ラーメン」
全国どこでも遊ぶエリアと言えばなくてはならないのが、まずは男の食欲を満たす食堂。しっかり今でも健在なわけですね。
「旅館 霞荘」「小料理 道」
さて、ソープ街から30mほど行ったところには怪しい旅館と小料理屋が・・どっちも店も取って付けたみたいな、旅館と小料理屋がある。どっちも同じ看板使ってるし。これは気になりますね。
この辺は怪しい旅館が多くあっていまだに怪し商いをしているとかいないとか。実際その辺を見て行きましょうかね。
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(2019)