全国裏探訪取材班は、成田空港闘争いわゆる「三里塚闘争」の遺構を訪ねて空港界隈を探索している。
「横堀鉄塔とその周辺の誘導路」(空と大地の歴史館より引用)
次に取材班が向かったのは「横堀鉄塔」とも「横堀大鉄塔」呼ばれる物件、というか工作物だ。見ての通り周辺の敷地はすべて成田空港によって占有されている。この横堀鉄塔のせいで誘導路も迂回していることが確認できる。
聞いた話によれば、この横堀鉄塔には誰でもアクセスができるらしいのだが、空港の周囲には警察車両が常駐をしていたり・・巡回していたり・・
行かせん空港周辺の道は入り組んでいる為、大回りをしないと行けなかったりするので徒歩での探訪は避けた方がいい。小型車かせめて自転車はあった方がいいだろう。
GoogleMapなどをよく見て行くと、この横堀鉄塔へは空港誘導路の下に地下道があり飛び地となっている現場へアクセスが出来るという。
〔35°46’01.6″N 140°24’10.3″E〕
取材班は読者のために、位置座標を提供しておこう。このポイントにめがけて行けば後は細い道を進むだけだ。現場には物々しい櫓が塀の向こうに聳え立っている。いつ何時、空港反対派はが反乱を起こしても察知できるようにするためか。
取材班はその壁沿いに乗用車を進めて行くことにする。壁の内側のやぐらは数百メートルごとに設置され、櫓内には警備と思しき人影があり敷地外の我々取材班を常に監視していた。
さらに取材班は横堀鉄塔に続く一本道を進んでいく。空港の誘導路に近くなっていくと両脇に壁が出現、監視カメラや威嚇のためのスピーカーが設置され、圧迫感が増していく。
途中空港の誘導路の下となる場所を、トンネルにてくぐって敷地内へと侵入。
トンネル内はかなり薄暗く、通路は行くか戻るか一次元的な行動しかできないので、完全に逃げ場がない。あと、車両の行き違いする場所も2カ所ほどしかないので注意が必要だ。
単独で行動するとトンネルや両脇の柵で視界を遮られるため、さながら恐怖映画のような雰囲気になると思われる。ある意味閉所恐怖症はきついかもしれない。トンネルを抜けると、監視小屋がやはり目を光らせる。逆にこの監視が安心感に感じる人もいるかもしれない。
最後、横堀鉄塔へのアプローチ。上空が抜けているかのように思うかも知れないが、上の部分には厳重にワイヤーネットが張られ投石等の妨害行為が出来ないようになっている。
さてこの最後のスロープを上がれば横堀鉄塔だ。次回そこんところお伝えしようか。
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(2019)