全国裏探訪取材班は、開設から現在までほぼ無料で、1280件の記事を毎日更新してまいりました。
しかし、昨今のコロナ禍と言われる状態で、広告収入が最盛期の20%まで急減しており、運営の継続を支障をきたす状態となっております。
基本的にこのサイトは読者からの取材依頼で成り立っており、面白いこと、不思議なこと、理不尽なこと、主張したいこと、内部告発などの読者よりの依頼を取り上げてまいりました。
中にはリスクの高い取材もございました。
ただこのままの収益では残念ながら、取材依頼に答えることが出来なくなってしまいます。
もしよろしければ、NOTEと言うサイトで月額税込み880円のマガジンにご登録いただき、ご支援を継続していただきたいです。毎月定食1食分をカンパしていただけませんか?
もちろん、マガジンの登録支援者様に関しましては、優先的にタレコミを取材したいと思います。
↓マガジン登録はこちら↓
https://note.com/uratanbou/m/me293e2d8f92d
何より熱心な読者様の支援が力強い原動力となります!!どうぞよろしくお願いいたします。
全国裏探訪取材班は、激安旅館が密集する?別府市「北部旅館街」に来ているここはかつて「行合町遊郭」と呼ばれていた旧色街なのだが、別府は大東亜戦争中も爆弾が一発も落ちていない安全地帯だったので区割りが今でも古いままだ。
戦後は大分に近く温泉も多い別府は、進駐軍の格好の滞在場所となり大いに栄えたようだ。当然、栄えるとソッチ系の色んな産業が栄える。というよくある図式だ。
今でも玄関がハイカラな物件。軒上に室外機が乗っていたり、アルミサッシだったり、いろいろ現代風にアレンジされてはいるが、細かいところを見ると豆タイルが張ってあったり、玄関先の床にも市松模様でタイルがあったり・・取材班の目はごまかせない。
丸いアールの部分にしっかりと豆タイル意匠が。ちゃんと今でも残ってるんですよね。こういうの。
ここも2階部分には部屋が2区画あるように見える。同じ造りの旅館が多い気がしますね。まぁ、一応建前は旅館なんで、アベックの休憩利用はもちろんOK。専ら、自由恋愛なので、さっき出会ったばっかりとか、そんなものは関係ないわけだ。もちろんすぐ別れるアベックも居るだろうし。

連れ込み旅館と、現代のワンルームマンションの対比。昭和と令和。このコンビネーションがまたイイんすよね。
一般家庭の出窓には、ステンドグラス風の模様が。遊郭とかのステンドグラスとは関係ないけど、やはり地区柄こういった模様には過敏に反応してしまう。
赤系の憎い色に彩られた物件。何の変哲もない物件でもこのエリアにあるだけで妙に淫靡な雰囲気に感じるのは、この地を訪れリアルで体感しているからだろう。
「梅乃家」
この遊郭ストリートにもしっかりとメシ屋があるな。まずここで腹ごしらえしていくわけですかね。
「あけぼのラーメン」
庶民メシいえばやはりラーメン屋か。遊郭の周りには飲食店も多いんですよね。
こんな煤けまくった物件もあったり。やばいな〜震度4くらいで倒壊しそうだ。
「駅前本町街区案内図」
今は無い商店や旅館の名前が書かれている。ストリートビューなどがない時代の貴重な一次資料かもね。
まぁ、この通りはひたすらレトロっぷり前回の物件が多いんで、まだまだ紹介したりませんね。次回も続きます。
#別府市 #レトロ #赤線 #路地裏 #ズタボロ #歴史 #遊郭 #温泉 #激安
(2019)