【マジで】信太山駐屯地御用達だった泉州のピンクスポット「信太山新地」を調査する。【7.5K?】(4)

全国裏探訪取材班は、真昼間っから泉州最強のピンクゾーン「信太山新地」に来ている。南側の雑多ないかにも元赤線地帯の様相が漂う地区に足を踏み入れた。

「ちろり」「聖」

信太山新地はメインエリアが駅から近い北側なのでそこから物色しだすと、なかなかこの南側まで来ることは少ないと思う。この辺まで来ると、旅館というよりは一発小屋みたいな2階建ての長屋にドアが整然と並ぶような光景を見にすることができる。

「カルム」

もう既にやっているかも、いないかも分からない店があるな。ただ何回か信太山新地に足を運んだことがあるが、このカルムと言う店はいつも店先のドアが開いている。この赤いビニールの軒先買い良いですよね。ガッツリ昭和ですわ。

「令」「りぼん」

店の勝手口かな。と思うかも知れないがここも立派な店のようだ。ちゃんと赤字で「二十才未満の者 来所を禁ずる」ってかいてありますね。

「100えん ショップ マエカワ」

こんな新地のど真ん中に100円ショップがありますよ。何を売っているのだろうか。まさか1分100円でサービスしてくれるとかじゃないですよね。まぁそれは冗談だが。

「勝一」

なにせこの信太山新地は庶民の味方の100円ショップ並みにコスパが良いという。事情通曰く、基本的にどの店でも15m7.5Kで“お楽しみ”ができるらしい。激安だな。

「月光」

「未来」

「旅館 丸一」

取材班が徘徊していると、前からピンクのワンピースを着た女が歩いてくる。これはもしや、派遣途中のホステスではないか。

すれ違う我々取材班に対して日傘で顔を覆うホステス。

 

しかしそれは我々取材班。一流ではないが二流でもない優秀なカメラマンがその姿を捉えた。当然肖像に配慮しなくてはならないので顔をハッキリお見せすることはできないが、清楚系の見た目はいい女だ。

「旅館 三幸」

信太山新地は、顔見せはないシステムのようだが、十分なクオリティが担保されて居るといえるかもしれん。これぞ玉出もびっくりの激安プライスなのかも。

「幸一丁目 3」「本郷」

「スナック岬」「公衆便所」

この公衆便所の落書きもひどいな。とても掲載できる内容ではないため掲載は自主規制しておく。

 

そうこうしている間にも、赤い服を着た女が旅館に吸い込まれていく。

「スタンド 涼」

路地ですれ違う女だがこの派遣される女はどこから来るか疑問の読者もいるだろう。前述したとおりこの信太山新地は顔見せはない派遣システムの為、女は「スタンド」という場所で待機している。まぁ置屋みたいなもんか。

取材班が徘徊していると、男が女を連れて何か説明しながら歩いている。新入りだろうか。事情通曰く女の入れ替わりもそれなりにあるというので、新入り目当ての客も多いという。

色々探訪しているとすっかり夜になってしまった。ちなみに0時を回ると表向きは閉店するのだが、表の大通り(県道30・36号線泉大津美原線)やJR阪和線沿いの道路にはパイプ椅子に座ったババアが手招きして、反応したドライバーには女を斡旋している。これを人呼んで“裏信太山”というらしい。こうして深夜の需要にもこたえているという。

大阪五新地、泉州随一の「信太山新地」はいかがだっただろうか。数百年前から変わらない裏の文化がそこにはあった。

#和泉市 #レトロ #青線 #赤線 #路地裏 #ズタボロ #風俗 #歴史 #遊郭

(2016,2019)

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