全国裏探訪取材班は、前回南海汐見橋線「木津川駅」に到着した。実はこの駅は大都会大阪の秘境駅として知られているようだ。今日はそこんところを見て行きたいと思う。
「きづがわ 木津川 KIZUGAWA」「NK 06-3」
この木津川駅の開業は1900年(明治33年)。南海電気鉄道の前身でる高野鉄道の駅として開業した。先ず取材班が目に付いたのは、駅名の看板右上に書かれた駅番号“NK 06-3”と書かれている。
実はこの“NK 03”という番号は南海本線岸里玉出駅の駅番号。なのでその後ろに枝分かれし“-(番号)”が書かれている。本当は南海の重要路線高野線なのに完全に支線扱いだな。
ホームの南側はアスファルトで舗装されているが、草ボーボーだな。で車窓からも見えたDQNの落書き、高架橋の柱にもガッツリ書かれてたな。
こちらも駅北側を見た図。線路内もやはり草ボーボーだな。駅の利用者は1日平均乗降人数123人(2017年)。その割には駅の規模は大きい。写真左側の線路は貨物取扱時代の名残が残されている。
秘境駅と言ったらほのぼのとした印象とかあるが、やたら世紀末臭がするな。何もない。ちなみに手前のホーム跡のようなものは貨物取り扱いの為のホームだ。
この貨物の取り扱い品目は材木だった。この材木というのは高野鉄道時代、紀伊半島で伐採されたものを橋本駅で積み込み、高野線を北上、ここ木津川駅で降ろされていたようだ。
駅構内をあらかた見たところで取材班は、駅舎に向かおうか。
駅舎と言ってもそんな大した駅舎でもないのは事実。改札内にはトイレとICカードチャージ機くらいしかない。
「お手洗」
お手洗いと言っても、男女が分かれているわけでもなく、小便と大便があるだけ。夜来たら絶対不気味に違いない。
大便のドアなんか腐りかけてるし・・マジで夜来たら開けるには勇気がいるな。結構恐怖感半端ない。
もう一つの改札内の目玉はICカードチャージ機か。つまらねー。
さて、いよいよ改札を出る。どんなイベントが待ち受けているのかドキドキしますね。生意気に車椅子対応の改札機も設置されてるし。駅員室と思しき空間はシャッターが閉まっていますが・・
さて次回は木津川駅駅前をぶらぶら探訪していこうか。今日はここまで。
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(2019)