全国裏探訪取材班は、東北新幹線開業から数年が経過しJR東日本は青森キャンペーンを首都圏のJRの駅などに展開。取材班もそれに誘惑されるかのように東北への取材を計画。どうせ行くなら遠い青森から。という短絡的な思考で気づいたら青森駅についていました。
「あおもり駅」
東京から新幹線で3時間ほど、新青森駅にて乗り換え青森駅に到着した。早速取材したいところだがこの日は駅前のビジネスホテルで休むこととなった。
「青森県観光物産館アスパム」
青森のトレードマーク、アスパム。三角形の巨大な建物が空に突き出す。奇態な宇宙基地か何かの怪しい宗教施設のようだ。ムー。
「スナック 愛」
さて、夜が明けたので青森駅より現場へ向かうことにする。駅前は戦後より続いた闇市の残滓は再開発ビルなどでほぼ取り除かれている。
ただ、南へ1区画、2区画行けばこのように徐々に怪しい雰囲気へと変貌してくる。
「なか尾」
南に向かって歩く途中、きた道を青森駅方面に振り返る。もう既に結構ズタボロだな。駅前は結構綺麗なマンションなんかが立ってるんですけどね。
「巴旅館」
さらに南へと歩くと怪しい旅館が。民宿なのかなんなのか・・
旅館の隣にはなにやら飲食ビルが。やけに年季が入ってるな。それか年代自体はそんなに古くなくても、雪国の為劣化が早いので古びてしまうのか・・
「CLUB GROUND スマイル」
VISAカードが使えるようだが絶対インプリンター方式だろと思わせるほどロゴが古いですね。
建物の全景。うわ~!結構キテますね。茶色に彩られたモルタルが何とも言えませんよね。実はここからが魔界への入口だ。画像左手に向かう。
ここが本州最果ての最凶バラック地帯か。雰囲気あるな。鉛色の北の空に合うよね。この雰囲気。
「さざなみ」「スナック たかちゃん」「お茶漬 海峡」
パッと見は単なる飲み屋街か。と思うところだが、“海峡”と言うネーミングなどを見ると、ああ。津軽海峡を眼前に見る本州最北の地、青森に来たんだな。と思う実感にかられる。
そんな情感に浸っていると、見えてきましたよ。赤い看板が。もうここは魔界の中だが、そのコアが目の前に現れる。
「第三新興街」
ついに、地元民曰く“ダイサン”こと第三新興街と対峙。手前のスナック街よりもさらに古い設計世代なのが容易に理解できる。取材は次回魔界のコアへと侵入することになる。
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(2013)