【飲み屋から】小沢一郎の本拠地「水沢」。我田引水の成れの果て。【裏風俗まで】(8)

全国裏探訪取材班は、岩手県の第二都市のひとつ奥州市「水沢」の中心地を探訪している。スナックが密集する寺小路のちょうど中心に来た。

「スナック ラーク」

宮下町界隈のスナックの残骸に比べると、この寺小路の飲み屋街はまだ健全で商いを続けているイメージ。人は少ないけど結構開いている店は多い。

「スナック どっぐはうす」

「EGOISTE エゴイスト」「ラビ―」

ただ、暗いところを見ると休止中の店もあったりと、段々営業中の数は少なくなっていているだろうな。これが地方の現実なのか。

「酔笑 よいしょ」

「小料理 りんご あいちゃん」

「りんご」

小料理店だが、入り口を見ると赤線スナックのような雰囲気。どんな客が利用するのだろうか気になる。

「まるぶん おにぎり」

大体の呑み助は、呑んだ後はラーメン!とかお茶漬け!とかがスタンダードなんだろうけど、ここ寺小路にはおにぎりの専門店。ちなみに知り合った地元民曰く飲んだ後の定番の店なのだとか。メニューはおにぎりとみそ汁。それからビールぐらいしかないらしい。結構流行ってたな。

「CHAIN チェイン」

こ、これは国民的アニメのドラえもんをもじったフォントなのか。フォントだけ真似してて他に掛かった所がないのが逆にシュールすぎる。

 

しかも、隣の店は「エキサイトキャバレイ&クラブ フェニックス」だもんな~。

今現在、寺小路を水沢駅通りから見るとこんな感じ。往時は大通りまで飲み屋が続いていたのだろうが、現在は壊滅してしまっている。何が地方創生だよ・・これじゃ地方壊滅だな。

取材班が寺小路で最後に訪れたのは、駅に一番近いこの路地。ここにもなにやら飲食店が。

「焼肉 丼類 麺類 平壌冷麺 食楽苑」

これまた渋い焼肉屋だな。駅前だけあってやはりとでもいうべきか。焼肉やなんだよな。戦後ドサクサの名残かもしれん。

 

メニューにしてもこの通り店の歴史を物語るようなズタボロの様相。これ最低でも10年以上メンテしてないだろ。

これが寄った図。マジで何の料理変らん。大丈夫かこれ。メニューに“肉”とだけ書かれてて犬の肉出すような店じゃないよなw

にしても、この通りほとんどやってないな。真っ暗で飲み屋ビルはこの通り。廃墟寸前だな。

開店している店を発見。先ほどの焼肉や以外はここが・・・

 

「中華そば 焼肉・平壌冷麺 花月苑 TEL 24-2340」

焼肉屋の続きは焼肉屋でした。建物は比較的新しいのだが、中がの様子が伺えないのは何どうなのか。本当は怪しくないんだろうけど、怪しさが増幅する。よくわからん表現だが、そんな感じ。

さすがに東北、今日は日が落ちると極端に寒いのでサッサと駅の方へ歩いていく。その途中にも飲み屋ビルがあったりするが・・やってんのかここ・・

「MONCHICH」

そうこうしていると水沢駅に到着。

最後に鉄道ネタになるがこの水沢駅は“改札止め”と言う改札方式をとる。これは水沢駅が多くの貨物の取り扱いをしているので保安上の理由で列車入線10分前からしか入場できない。まぁこの時期寒いから屋内に居たいわけだが。

大物政治家小沢一郎の本拠地「水沢」はいかがだっただろうか、今回取材班は全8回にわたり水沢の中心街を、ざっくり時計回りに周遊してきたことになる。在来線水沢駅に一日の乗客数は1800人ほどしかいないのに、新幹線水沢江刺駅を作ったり議員パワーの我田引水を感じざるを得ない土地だった。そんな依怙贔屓をしても、実際現在はこのような有様だ。昨今、政治家が地方創生!とか叫ぶが大物政治家の町でもこのレベル・・考えさせられる町レポだった。

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(2018)