全国裏探訪取材班は、ナゾのパラダイス入り口前まで来た。なかなか手づくり感満載の建物だ。
「淡路島ナゾのパラダイス」「おしべと♥♥ めしべのことを まなぶところ」「淡路島ナゾの パラダイス」
なんかいろいろ書いてあるが、左の名前の「淡路島」は妙にエンボスのように立体で文字も丸っぽいんだけど、右の名前は筆で描いたような黒い文字。なかなかの統一感の無さ。しかも、おしべとかめしべとかハートマークとか何か色々隠したい雰囲気。
「たぬき御殿」「入場料500円」
うわー昔のストリップ小屋並みの怪しさだな。勘のいい読者ならば、もう薄々分かってきただろうか。
中へと入っていこう。うわ。なんだこれ。外観もよっぽどだったが中に入ると丸い独特な文字で色々書かれてんぞ・・
「らくがき帳 性と男と女の コミュニケーション 性器結合を含む人間同志の生ざまだ」
“同士”ではなく“同志”と言うのがミソなのか。有名な文言。男女双方求めあうのではなく、同じ方向を見る。と言うことか。なかなか深いかもしれん。
「愛のある セックスを 求めて」
「らくがき帳 人間の性は体だけでなく 心でも行われる コミュニケーション である!!」
なんかのっけから、狭い通路に性の文言がでかでかと掲示されてんな。外観の文字より、パラダイスの中に入った文字の方がよっぽど統一感があるのは何なのか。
女同志(同士)もあるな。この表情。妙にリアルだ。
タヌキ御殿だけあってタヌキも愛を深め合ってるのか。正直モザイクなしでいいのかどうなのか。迷うところ。
下のガラスケース内には春画も多数。なるほど、やはり秘宝館の類か。
らくがき帳コーナーだけあって、来館者思い思いの落書きがある。来場者は坂口さんなのか。ただ、さかぐちん子。シュールすぎる。最近めっきり見なくなったあのマークとかもあったり。あるんですねまだこのマーク。w
それにしても、書かれている内容も十人十色。感動話もあれば下品な話もズラリと掲示される。
「毛」
上を見ると、毛の形からその人の総合的な性格から性癖、相性判断まで様々なことが書かれている。
「耳 女性性器の出店 [耳四態]」
これも耳の形から、本人の性格などを書いている。耳で性格の違いなんてあんのか?聞いたこともないが、ここまで堂々と書いてあるのであるんだろうな。
それにしても、この占いのようなものも、内容は断定するかのような自信満々な内容。ただ取材班はその内容よりも、文字のきれいさに目が奪われた。達筆だよな。
次回はこの狭い通路を抜け、メインの展示コーナーへ行こうと思う。お楽しみに!?
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(2019)