全国裏探訪取材班は、防府市の「三田尻遊郭」跡を調査していくうちにこの場所は“元”赤線などではなく、現代まで生き残った“現役”の赤線であることに行きついた。商売の方式は今風に言うと「連れ出しスナック形式」やっている店は1、2店舗しかないようだが・・
夜の「スナック よしのや」
夜の「千代」
これらは既に現役感はない。夜に訪問しても、どちらもベニヤ板やカーテンで中が見られないように完全に遮断されてんな。
数年前までここには2、3人の娼・・失礼、ホステスが居たという。ただ居たは居たのらしいが、若いホステスでも50オーバー~高齢になれば70代も居たとか。やばいな。妖怪やんw
街灯も少ないこの地区の夜はもう歓楽街のカの字もない。夜印象的だったのは遠くの湾岸にある工業地帯の煙突とそこから出る煙・・・それだけが、墓標から昇る遊女の霊のように彷徨っていた。地元ではここを怪しい風俗街とこの雰囲気を掛けて「心霊スポット」として認定されているという。
夜の入江、菅原道真の時代から、村上水軍と後の毛利藩、明治維新の舞台にもなる三田尻港。歴史好きには有名過ぎる場所だが、夜はこの通りだ。
夜の雰囲気を映像でもご覧いただこう。
夜の三田尻港の映像はいかがだっただろうか。この映像は実際の同地域の明るさに近い。交番前のスナックだけが一見やっているようだ。
「スナック 街角」
真っ暗の元遊郭にて未だに“商売”をしているという。
店全面全体がガラス張りとなり、怪しい雰囲気が漂う。サッシ上部は遊郭時代の意匠を引き継いでいるのだろうか、赤い縦長の行灯の意匠の中央に白のアクセントが、ボンヤリ光っているのが分かる。怖いもの見たさで店内を見ると・・
い、居た!年齢ならば65歳くらいだろうか。現役のホステスだ。これが例の生き残りか・・取材班が視線をやると、向こうも視線。流石、元赤線地帯の場世柄か何か目に見えない意識が取材班を襲う。怖すぎる。
取材班は怖いもの見たさか、もう一度帰りがけにスナックの前を通る。また居た!今度は別のホステスだ。これは元赤線なんかじゃない。現役の赤線だ!と心の中で叫んだ。
「三田尻三丁目12」
同じ連れ出しスナック形式でもここ三田尻は、金沢の繁華街から近い「石坂」などと違って、かなり陰気な感じが漂う。ただ正真正銘の現役の赤線が現在も細々と数人の妖怪娼婦によって続けられているという。その肌で歴史を感じたい諸君は、是非足を運んでみては。知らないふりして飲みだけでもいいと思うが、情報通りなら運が良ければ50代、スタンダードなら60代のホステスが15Kくらいで相手してくれるかも・・・
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(2019)