【案内人は】大阪人も近寄らない日本三大ドヤ街、西成「三角公園」周辺を散策する。【ルンペン】(2)

全国裏探訪取材班は、西日本最底辺の街「西成区」の「釜ヶ崎」地区に来ている。特に取材に当たりなにか思想を持っているわけでもないが、ここら辺を散歩していこうと思う。さっそく見て行こう。

宿泊料金「1200円」。ここにももれなく公明党のポスターがあるな。

住所で言えば大阪府大阪市西成区萩之茶屋1丁目付近。このドヤ街の事実上のメインストリートになる。ここはまだJR新今宮駅に近い地区になるのでまで雰囲気は重くない。この先に西成警察署、三角公園へと続くのだが・・

メインストリートから横道を見ると、この辺は“○○荘”や“ビジネスホテル○○”などひたすらドヤ街が続くな。それにしてもものすごい放置自転車の数だな。彼らはここから出勤するのか。

メインストリートを西進。徐々にコアなエリアに近づいてくる。

取材班は少し東エリアだに道草を売る。こっちに来ると阪堺電軌阪堺線がありそれをくぐれるようになっている。もちろん阪堺電軌の敷地は侵入できないように、高い金網に覆われてるな。

阪堺電軌から東側は「飛田新地」などが有名な西成区太子町界隈となる。素人目には同じようなエリアだが、こちら側は少しだけブルジョワな雰囲気だ。

西成の典型的な風景。「大隅」アパートも見えるな。

「保健福祉センター分館」

 

こちら側は東側のメインストリートで堺筋の南延長部分。

「地下鉄御堂筋線動物園前駅」

ここから東へ入っていけば動物園前一番地商店街へ入っていける。こちらの超下町世界はまた違う機会に紹介しようと思っている。さ、引き返そう。

再び阪堺電軌線の西側に戻ってきた。左が阪堺電軌線なのだがここも“テント”を作られないようにバリケードが張られてるな。奥に住人が地べたで屯している。少し寄ってみよう。

時々自動車も通る道なのだが、そんなことはお構いなし。初老の浮浪者が堂々と交差点の真ん中で、カップ酒片手に酒盛りをしている。これも日常風景。楽しそうですね。

 

そうこうしていると「西成警察署」が現れる。西成警察署は70年代からたびたび浮浪者を含めた住人の暴動がおこり、そのたびに警察署が襲われたり、火炎瓶が投げつけられることもしばしば。

全ての窓には鉄格子が張り巡らされ、防御のための放水設備もあるとか。

警察署の四方は高い鉄柵で侵入者を防護しており、門は鉄製で常時警棒を持った立番も居る。そういった物々しさから、この釜ヶ崎の住人からは“要塞”と呼ばれているようだ。流石大阪民国の最凶ゾーンだな。

次回はいよいよ三角公園へ突入する。お楽しみに。

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(2016)