全国裏探訪取材班は、東京競馬場場内マップに掲載されない特別階7Fの来賓室に潜入している。普段はあまり賭け事には興じない取材班だが、今回は少しレースに参加してみることにした。
部屋はだいたいこんなイメージだ。今更だがこの特別フロアは原則ドレスコードがありインフォーマル(スマートカジュアルより上、セミフォーマル未満)が最低でも無難。男性はジャケットを着用していればOKだ。
取材班は同行した一員の中に競馬好きが居り、かなり熱心に予想する始末。
取材班も投票用紙に予想を記入、UMACAで馬券を購入して見る。
馬券の購入情報はUMACA内に記憶されるのだが、一応投票情報が印字されたレシートが発券される。一応いろいろな買い方をすべて試してみたが、馬券風に一枚の用紙に印字される。
出走の時間が近づいてきたので外に出る。7Fからの景色は圧巻。ワイドで上から見下ろすので自分が偉くなったような錯覚を起こしてしまう。
最上階でありながら、軒が前方5mほどせり出しており、かなりの雨でも全く濡れることはない。奥の特別室はガラス張りになっているのもわかるだろう。
いよいよ出走だな。これが天皇陛下ビューか。素晴らしい。
ほどなくして予約していた昼食が運び込まれる。今回はオードブルでビュッフェスタイル。アラカルトメニューもある。
当然アルコールの提供していただく事が出来る。もちろんお金さえたくさんあれば、飲み放題も可能w
この給仕はホテルオークラの提供で行われる。よく公営レースでありがちな個人の食堂などではない。ちゃんとした対応を望めるな。
ホテルラウンジ価格と思いきや、結構値段は良心的だ。他に軽食等もあるな。
当然ウエイトレスもホテルオークラのユニフォームを身にまとっている。慣れた手つきでテキパキと仕事をこなす。
取材班も腹ごしらえをして、レースに参加。うまいビュッフェを食べ ながら、あれこれ予想をして、時々シャンパン。随分いつもの裏探訪の取材とは違うが、これも“裏”エリアなので立派な取材だ。
部屋の中で落ち着いて予想するのもいいが、外のテラスでシャンパン片手にレースを観戦するのもこれ享楽の極みだな。馬主気分だ。
ここに来ている人の中には、この写真のような、893家業の怖い人っぽい感じの人も多い気がするが、一応この方々も招待者。それなりの地位の人なのだろうか。そうは見えなかったが。
ほどなくして出走。上酒を片手に、下々の民を見ながら博打に興じると、気持ちも大きくなり、自然に賭ける金額も大きくなってしまうので注意が必要だ。ご利用は計画的に。
出走中、ゴール前の直線にこの特別室があるので、黙っていても熱が上がる。「行け!!」「そのまま!そのままっ!」「根性みせんかいやぁ!!!」などと怒号が飛び交うこともしばしば。リアルに馬主もいるのかもな。
いかがだっただろう、普段見られないエリアを存分にお楽しみいただけただろうか。ちなみに結果は8000円の軍資金で6000円の配当金。負けました。
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(2018)