全国裏探訪取材班は、その名の通り日本全国のDEEPな“裏”スポットを基本的には紹介しているのだが、今回は通常一般人が立ち入ることのできないスポットも「全国裏探訪」スポットとして取り上げる。
今回は公営賭博の総本山というべく東京都府中にある日本中央競馬会「東京競馬場」の貴賓室に潜入した。さっそく入場して行こうか。
「東京競馬場正門」
東西南北に門があるが、京王線の府中競馬正門前駅で下車すると基本的にここから競馬場に入門する。
東京競馬場の場合は、基本的に入場料が200円。それにご覧のように指定席が設定されており、それぞれ有料で、A指定席2000円、B指定席1500円、C指定席1000円、S指定席3000円、シニア席無料、UMACAシート4000円などに分類されている。
正門前にある横長の大きな建物が「フジビュースタンド」でA・B・C指定席がある。
そのフジビュースタンドの左にある少し高級そうな建物が「メモリアルスタンド」となる。ここには、S指定席や、UMACAシートなどが配置されており全面ガラス張りで空調やコンセントが完備。フジビュースタンドに比べて少しハイクラスな設備を誇っている。見るからに豪華そうだな。
今回の題名にもあるようにこの「貴賓室」はこのメモリアルスタンド内にあるというのだが、JRA公式HPにもそんな貴賓室の案内はない。当然といえば当然だが。実はこの貴賓室はガイドマップ左上のメモリアルスタンドの7Fにあるという。隠しエリアだな。
このメモリアルスタンド1Fには妙に高級感あふれるアプローチが。まるで高級ホテルの車寄せのようだ。歩哨までいるし。そうこうしていると黒塗りの高級車がご来場。いかにも偉そうな背広を着た人物が入っていった。いつも取材班が訪れるスポットとはまるで月と鼈だな。(笑)
アプローチは美人の受付嬢以外誰もいないが、内装は大理石のようなピカピカな高級仕様。飾られる絵画もいかにもお高そう。取材班は場違い感があるが、ここの受付で許可証を呈示し身分をチェック。御付きの者とエレベータに搭乗する。流石VIP待遇。
エレベータは1Fから5Fまでは飛ばしていく。貧民エリアには用はないと言わんばかりでそのほかの階は・・・と書かれていすらいない。10秒ほどで場内マップには載らない7Fに到着。
次回はこの謎に満ちた7Fに潜入する。お楽しみに。
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(2018)