全国裏探訪取材班は、東京から新幹線で45分、在来線で2時間、東海道線の南の終点、かつJR東海とJR東日本の境界でもある「熱海」を取材している。その駅前にある、昭和感漂うビル「熱海第一ビル」に潜入している。
建物中央部に配置された階段。今のように建物端に配置されていない。
「恵比寿大黒天」
テナントのチケットショップなのだが手書きプライスが筆ペンで崩して書かれている・・・加飾にも赤のペンでうねうねうねうね・・し、渋すぎる・・
名店街の奥にはババ服屋が大量にある。いまどきの年配者は熱海旅行に来てまでこんな所で買うのか。
ただ色々調べてみたが最近の熱海旅行は安いらしい。銀座で一食ランチ食べるくらいに価格で、泊ってバイキングも食べられるというのだから、そらオバハンが増殖するわな。
謎のライオン像。
「THE TAJ インド料理 ザ タージ」
「リフォーム アミー」
「ソウルプラザ」って聞いて某半島がよぎるのはもう病気ですかね。アチャラの民族衣装は置いていなかった。
「珈琲 貴奈」
手前のアートコーヒーがベーシックラインだとすれば、ここ貴奈はハイエンドラインか。重厚な佇まいが良いな。パチ物?の壺とかw
ただ残念ながら、閉店してしまったようだ。が、入り口ドアが開いたまま・・
高度経済成長ドップリといったところか。もう二度と店に灯りが点くことはない。
天井はオセロの形のように、正四角形の中に正円が入っている意匠。所々正円の空調吹き出し口も混ざっているのが分かる。往時は全て点灯していたのであろうか。
今は所々点いたり点いていなかったり。このランダム感が一周回って新しいなw
ただ商売に関してはあんまり熱心では無い様で、蛍光灯が切れて交換せずそのまま放置プレイになっている場所もちらほら。
当時は4.5台は並んでいたであろう公衆電話置き場もそのまま。今は比較的新型のグレー公衆電話が一台だけ鎮座。最後のインフラを守っている。
南海ホークスのような配色。
地元のオバハンだろうか。処方箋薬局から出た来て、これ以降ずっと洋服屋で品定めをしていた。本当に体の調子が悪いのか?
「ぶてぃっく ロベリア」
「おみやげの店 奥山」
手前にはお菓子など熱海の土産物が売っている。ラングドシャとかせんべいとかほとんどジェネリック土産だけどな。しかも、それに紛れて婦人用バッグ、財布、セーターetc.何でもありやな(笑)
まぁ、これが大体の1階の雰囲気。次回は他の階に行こうか。
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(2018)