【難解地名】福岡の怪し過ぎるというか怪しい!ソウルタウン。雑餉隈界隈を歩きまくる。【ざっしょのくま】(8)

全国裏探訪取材班は、雑多な街。雑餉隈をレポートしているわけだが、いったん今回で終了となる。ここからは今までに紹介しきれなかった、取材班が見つけた、気になる雑餉隈の裏スポットを見て行こうか。

「釜山商会」

ネーミングセンスがストレート過ぎて、言葉も見つからない。ま、ある種のリトルコリアンタウンでもありますよね。かつては、地名のごとく、向こう系の人種から、軍隊、坑夫、出稼ぎ労働者、GHQなんでもいたわけですからね。

「SNACK Roes」「味自慢 名物ホルモン 米久 ☎581-4755」

出ました、名物ホルモン!店先の看板には他に、豚足・ホルモン・馬刺・焼鳥と書かれている。釜山商会に名物ホルモンですからね。良い組み合わせだな。

「アロマ リラクゼーション タイム YELLOW BOX」

散髪屋にカムフラージュされるかのように、ソッチ系の店もありますね。「PRICE 5,500 4,500」と書かれている。ここも雑餉隈価格か。それにしても、このような箱で届けているか届けていないかわからないような裏風俗がまだまだあるんですね。あ、ドアの前には猫も順番待ちのようだ。

謎の単位の無い謎のプライスと、ドアのOPENの文字が怪しく光る。

「マツダ屋」「雀荘 英(ハナブサ)」

駅前にも現役で2店舗雀荘があるが、こちらはもう閉まっているようだ。血気盛んな男たちがばくちを打っていたのであろうか。近くには居酒屋も、リラクゼーションもあるし、もう絵に描いたような“飲む打つ買うの三道楽”だな。

「和風すなっく ニューりんどう」

「小料理 八重」

ここも料環連、福岡県料飲業環境組合連合会に加入しているようだ。やってなさそうだけど。

 

先ほどの「和風すなっく ニューりんどう」の路地裏を入っていくと・・

「見城」

三代目見城組(さんだいめけんじょうぐみ)の本部が。見城組は上層団体に道仁会を持つ非指定暴力団。組長は岩崎弥太郎。道仁会というと反権力反警察の好戦的傾向があり、1980年代の“山道抗争”においても山口組に一歩も引かない戦闘性を発揮。関東の雄住吉会相手の抗争にも総力戦を敢行しようとし、極道の中では畏怖の念をもって一目を置かれている。

いきなりこうした特殊物件が現れ取材班は一瞬ヒヤッとしたが、何事もなく通過。事なきを得た。流石、雑餉隈どこまでもDEEPだ。

「Beauty Treatment Saron」

場所は変わるが、南福岡駅にこちらもビューティーサロンがある。一見落ち着いたクラブのような外観だが、ま、ビューティーサロンってなんの店かわからない時点でお察し・・なのだが。ここはいろいろな特別なサービスがあるとかないとか。県警による摘発前はもっと怪しい店があったようだが。

 

名称不詳だが、Gという店か。こちらも怪しい店舗だな。女性が一人入っていった。

「車のりながら即金 カーリースタカラ」

大通り沿いにズタボロ商店があり、金貸しの看板が。遊ぶ所が多ければ当然質屋以外の金貸しもあるわけで・・

西鉄「ざっしょのくま 雑餉隈」駅

いかがだっただろうか。難解地名かつ文字通りの“雑”な街。第二の中州と言われたその街は福岡の人種の坩堝。ソウルタウンだった。摘発を免れたリラクゼーションサロンもあるので興味のある方はぜひ行ってみては。

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(2018)