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全国裏探訪取材班は、島の中央部にある公衆浴場「池島東浴場」に来ている。飾り気のないコンクリートのいわゆる銭湯だがどうなっているのか。当時の人々になり切り訪ねてみた。
「池島 東浴場」
池島炭鉱時代からの歴史を持つ入浴施設。今回は取材班も蒸し暑い炎天下で写真など撮っていたので、少しは炭鉱マンの入浴気分を味わえるかもしれないな。炭鉱住宅のほとんどは風呂がないので今でも現役なのだろうと思う。
「公募社宅空家状況」
この島でいまだに入居者を募集しているのだろうか。まぁでも、インターネット関連の仕事の人とか、自宅ワーカーならばAmazonさえあれば充分生活できるかも。ってほんまに募集してんのか・・?
他の案内板には、入浴時間やマムシ・イノシシの注意書きなどがあるのだが、それらを見ながら番台のおばちゃんに、入浴料金をお聞きすると「100円です。」との返答が・・や、安すぎる・・取材班は100円玉の持ち合わせがないので外のバリエーションの少ない自販機で両替。
「自販機」
そして、取材班はタオルを持ち合わせていなかったので、少し気を使いタオルを売ってもらえますか?と言うと「ありません。」との返答が・・タオルがなくては風呂には入れないので、宿泊先まで帰ろうかと10数秒考えると「タオルをお貸しするのは無料ですよ。」との事。少し会話がうまくかみ合いませんが、取材班としてはラッキー。

そして今度こそ、石鹸など洗い場にありますかとお聞きすると「ありません。」との回答。今度は、売ってもらえますか。と聞くと「売っていません。」との返答。また一瞬時間が止まり「そこに置いてあるのを使ってください。」と指さす先には、いかにもお客さんが忘れて帰ったようなセットが(写真左上)100円でフルサービス。いったいいつの時代に来たのかタイムスリップしたような気持になりますwあと、番台とのやり取りの噛み合わなさには開口したw
番台の横には100人ほどの靴が収容できそうな靴棚がある。当時を偲ばせるな。
ロッカーに鍵などはなく簡易な開放方式。
浴室内部の様子。ここも当然当時はあの蒸気管の熱で沸かしていたとか。今は海底ケーブルで電気水道があるので問題ない。
無骨な洗い場だが、シャワーの勢いも強く申し分ない。ああ、至福のひと時。炭鉱マン達と少し同じ気分になれた感じだな。
当時は奥の半分も湯舟だったらしい。今は入浴人数は極端に減り半分でも持て余している。っていうか取材班だけやん。
洗い場の端にはなにやら謎の施設が・・場所柄炭鉱マンが関係しているのだろう。洗い場との間に樋が設けられ絶縁されている。おそらく煤を洗い流す用途だな。
次回は宿泊施設をお届けする。
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(2018)