【これぞ】大分の埋もれる潜伏キリシタン関連遺産〈一ツ木地下礼拝堂〉【裏探訪】(2)

 

全国裏探訪取材班は「大分の埋もれる潜伏キリシタン関連遺産」を取材している。あ、くれぐれも言っておくが「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」ではない。勘違いしないように。全国裏探訪はそんな日の当たったところは取材しない。ま、後者目当ての方も、ご覧になっても損はしないと思う。(笑)

取材班は臼杵市の次のスポットを目指していく・・

現地付近に到着するも、現場が分からない・・・さすが隠れキリシタンだな。現地の人に聞き込みやっと所在が分かった。

これは一般的な、日本式の墓。カムフラージュか?

カムフラージュには目もくれず、先を目指す。

DMM.com証券

〔33°01’45.0″N 131°41’04.7″E〕

現場に到着。さすが隠れキリシタンの礼拝堂だけあり、とても分かりづらい。当時のイメージで訪れると、木などで偽装されていればまず気づかないだろう。道が奥に続いており、人間の行動心理からすれば、必ず奥に向かって歩いて行ってしまう。巧妙に仕組まれているな。

「町指定有形文化財 カクレキリシタン礼拝所」案内板

この穴から、地下へ入ってゆく。もともとは横穴式古墳のようだが、キリスト教禁教令と時を同じくし、地下の礼拝所として改装されたようだ。ただ普通に掘ってはモロバレなので、穴の上にはお堂が建てられ、されに偽装されていた。なかなかやるな。それくらい、お上の取締りがきつかったんだな。

穴の大きさは直径約70㎝、深さは地下3mほどだ。中に入っていくのだが、先日の大雨で地下に50㎝程水が溜まっているので、はしごの中くらいまでしか入れなかった。しかし、中の様子は見ることができた。さっそくご覧いただこう。

 

洞内は奥行き5m幅4m高さ2m弱と言ったところか。そこそこ広い。案内文には天井に十字が切っていると聞いたが、薄くてわからなかった。地元民曰く、直射日光が差し込めば陰で十字に見えるのだとか・・・

「五輪塔」

洞内の中央奥には五輪塔がある。ここには明瞭な十字が刻まれている。

一ツ木地下礼拝堂近くの民家の庭に何かある・・許可を頂き進入する。

なにやら観音様のようなものがあるな。と、見ていると、ここの住民の方が話しかけられた。

 

「マリア観音像」

取材班は住人から話を聞くと、この観音様はマリア像らしい。一見すると普通の観音様にしか見えないが、よく見てみると、この観音様、手に持っているのが蓮ではなく“カサブランカ”になっている。カサブランカはユリ科で、キリスト教では復活のシンボルでもあり、聖母マリア様の処女性を示すものらしい。頭の冠には3つの星のような意匠があり、キリスト教の三位一体(“父”と“子”(キリスト)と“聖霊”)を表しているという。普通に通り過ぎると全く気づかない。

住人とある程度コミュニケーションが取れたところで、取材班は意を決し、ストレート住人にキリシタンなのですか?と聞いたが、私は仏教で違う。この界隈の他の住人もキリシタンの住人が居るとは聞いたことがない。と言っていた。“隠れ”キリシタンだったから嘘をついたのか、本当に違うからそう答えたのか・・・・内心の話なのでそれ以上は詮索しなかった。う~ん深いな。(笑)

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(2018)