全国裏探訪取材班は北九州市の副都心「黒崎」を取材している。くたびれた印象はあるが、さすが、副都心だけあって、アーケードは長くたくさんある。
ここからは、上市くまで通りを見て行こうと思う。
「上市くまで通り」藤田なかばし通りの西側に位置する。黒崎では少し前、新天街アーケードが撤去された今、カムズに次ぎ長いアーケードだ。アーケード東側入り口は、小倉常盤橋起点である長崎街道の一番目の宿場町だったため偉人たちが描かれる。
アーケード入口は綺麗に整備されているものの、少し外れるとこの通り、北九州にありがちなバラック風の建物が並ぶ。
「熊手市場」メインの上市くまで通りから直角に入る形になっています。看板がないとわからん。
短い熊手市場を出る。
「大山食品 生ホルモン もつ鍋」こういった看板がちらほら・・まぁ色々露骨すぎますが・・これも標準装備。奥にはホルモン、焼肉の看板もありますねぇ。こんな看板たちを見るたびに、あぁ北九州にいるんだなと改めて感じます。
「生ホルモン 焼肉」「カルビ ロース ホルモン専門店 大山食品黒崎店 TEL621-2416」赤い看板と青い専門店の色遣いがとても印象的。渋すぎますw
上市くまで通りのアーケード内の様子。いかにも前時代的な商店が並ぶ。
熊手市場西側に並行している「街道横丁」。ここにもオレンジ色のホルモンの看板・・w
さっそく中へ入ってみる。
「黒崎ホルモンセンター」お決まりのホルモンセンター。先ほどの店も精肉店ではなく“ホルモン”を強調しているのがお決まりですね。ちなみに取材班は臓物系は×ですw
つぎは「黒作野菜流通卸センター」昭和館丸出しの看板にこのネーミングセンス。素晴らしい。
再度、上市くまで通りまで出てきた。平日の夕方前というのに誰も人はいない。どうやって経済が回っているのかさっぱりわからん。昔儲けたからもういいのか・・?
上市くまで通りから北側に延びる「麻生市場」。ここら辺の、某有名一族が関係あるのかわからないが、さっそく突入。
テナントがほとんど撤退し既にズタボロになっている。厳しい限りだ。この市場がなくなるのも時間の問題だろう。
生き残っている麻生市場の店では、肉をせっせと捌いていた。
空いたテナントには、ベンチが置かれ休憩所としてごまかし、他には段ボールなどが置かれている。
「田中商店」まだ夕方だか、客が来ないからもう店じまいか。それか、売り切れたから店じまいなのか・・
ここ、麻生市場を出ると今度は、上市くまで通り北側を並行するサンロード栄町へと続く・・
#北九州市 #アーケード #路地裏 #百貨店 #やばい #歴史 #廃墟 #焼肉 #貧困
(2016)