前回、裏探訪取材班は大正町商店街に連結されて営業していた丸仁市場の更地になるまでを紹介させた頂いた。
若松区の商店街はエスト本町商店街、ウエル本町商店街、明治町銀天街、大正町商店街、ゑびす市場、そして、前回紹介した丸仁市場(現存せず)があるが、実は他にも、共栄市場、大黒市場がある。
まさに若松区は狭いエリアに商店街が犇めく商店街銀座だ。
今回、まだ紹介していない共栄市場と大黒市場を見て行こう。
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前回紹介した「大正町商店街 ゑびす市場」から左へ行く道をほんの少し歩くと共栄市場と大黒市場がある。
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「共栄市場」若松区では有名な弁当屋が入っている。
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写真中央、屋号が上がっていないが「喜田商店」という店がある。総菜と天ぷらを扱っているのだが、弁当の容器だけを渡され入るだけ好きな総菜を取っていいいかにも庶民的な店だ。400円と500円の2種類がある。
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それ目当てに主婦がたくさん訪れている。あいにく取材班は腹いっぱいのため、毒味は次回で・・w
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「松尾果物店」
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「共栄市場」(右)から「大正町商店街」(左)をみる。位置関係がお分かりいただけるだろうか・・奥の赤い高架は若戸大橋へのアプローチ。人通りはそれなりの多い方だ。
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共栄市場と並行してある「大黒市場」2階のダクトがまた堪らなくイイ!
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共栄市場も大黒市場も、通りと通りの間を貫通する形で市場が形成されている。一見通りから見ると賑わっているようにみえるが、通りとの間の内部は店がスカスカになっている。
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時代の趨勢が大いにあるだろうが、特に大黒市場側の衰退は著しく、もう時間の問題と言ったところか・・悲しくディスプレーだけが置かれている。もう二度と商品が置かれることはないのだろうか。ここは住宅街までの帰り道の役割も果たしており行き交う人は多い。アイデアさえあれば充分商い出来そうだが・・
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手書きのプライスカードが山のようにある。商売が上手かは別として、やる気はあるようだ。
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「共栄市場」(左)と「大黒市場」共にとても小さい商店街となっている。この商店街を見て言うと、それは紛れもなく若松区の現状を表しているのかもしれない。
北九州に本拠地がある有名スパー、○ショクも若松駅前に大きな店があり、若松区にたくさんある商店街は個人商店の集合体で資本力はかなわないだろうが、共栄市場の弁当屋のようなスーパーでは出来ない独自のアイデアで一定の客の支持を集める個人商店もある。
地方創生と言われて久しいが、この風景を残すため知恵を絞っていただきたい。
#北九州市 #レトロ #アーケード #グルメ #厳しい
(2016)