全国裏探訪取材班は、今まで男の楽園、生駒新地を見てきた。いうまでもないが、今まで4回にわたって紹介してきた、「生駒ケーブル」や「生駒新地」はこの宝山寺が存在するから出現した。
その生みの親であり中心的存在の「生駒聖天」こと宝山寺をご紹介する。
その生みの親であり中心的存在の「生駒聖天」こと宝山寺をご紹介する。

両脇に杉林があり、石灯篭が100メートルほど並んでいます。
手前は遊郭、奥は厳かな空間。なかなかの対比ですね。


「神仏混淆」
という日本の独自の信仰体系を表している。
もともとはこの大鳥居は、麓の生駒駅前にあったが、再開発などでここに移築。
生駒ケーブルの麓が
もともとはこの大鳥居は、麓の生駒駅前にあったが、再開発などでここに移築。
生駒ケーブルの麓が
「鳥居前」
なのはそのためだ。


「某女」って!?wしかも400万円!すごいですね。名前を明かせず、しかも、姫路の遠方からここ宝山寺へ寄進ということはやはりココでお世話になった方なのでしょうか。想像が膨らみます。

手前が本堂、奥が聖天堂です。手前の本堂は寺院の作りですが、奥の聖天堂は檜葺きの神社向きの屋根。神仏が一つでまつられています。本日はオフシーズンの平日なので誰もいません。
本堂前の天神社では牛が珍重されているようです。この牛が生きていたらヒンズー教を信仰している国と同じ光景ですw
牛の描かれた寄進物もあります。牛は神の使いのような扱いを受けていたのでしょう。

ちなみにこの場所はかの有名な
「空海」も修行したらしいです。
岩の質は柱状節理で火山系のものと推察されます。

境内の茶屋はかなり香ばしい感じとなっている。椅子、建具、照明、時計。すべてが時間軸が異なる。

中世から近代にかけて何もなかった時代。大阪中心街から程よい距離にあり生駒山からのさわやかな景色を望み、屋台で買い物を楽しみ、商売繁盛の祈願し、新地での食べ遊ぶ。一大レジャー施設だ。下山しながらそんなことを考えると実に風流だと思った。
この風流が楽しめるのも、もう長くはない。
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(2017)