【男の】生駒宝山寺新地を歩く〈生駒聖天 宝山寺〉【楽園】(5)

 
全国裏探訪取材班は、今まで男の楽園、生駒新地を見てきた。いうまでもないが、今まで4回にわたって紹介してきた、「生駒ケーブル」や「生駒新地」はこの宝山寺が存在するから出現した。
その生みの親であり中心的存在の「生駒聖天」こと宝山寺をご紹介する。
新地エリアから、宝山寺の参道を見ます。
両脇に杉林があり、石灯篭が100メートルほど並んでいます。
手前は遊郭、奥は厳かな空間。なかなかの対比ですね。
 麓から続く石段は1000段を超えます。日本全国でも指折りの規模です。
宝山「寺」なのに鳥居がある。6世紀あたりから入ってきた仏教と元々古来より存在していた神道をかけ合わせた
「神仏混淆」
という日本の独自の信仰体系を表している。
もともとはこの大鳥居は、麓の生駒駅前にあったが、再開発などでここに移築。
生駒ケーブルの麓が
「鳥居前」
なのはそのためだ。
 宝山寺境内図があった。手入れされている感じはなく結構ズタボロ感ある。
「永代浴油(永代供養)金四百萬圓 姫路市四郷町 上鈴 某女」

「某女」って!?wしかも400万円!すごいですね。名前を明かせず、しかも、姫路の遠方からここ宝山寺へ寄進ということはやはりココでお世話になった方なのでしょうか。想像が膨らみます。

 「生駒の聖天さん」と大阪の商売人に親しまれてきた宝山寺。
手前が本堂、奥が聖天堂です。手前の本堂は寺院の作りですが、奥の聖天堂は檜葺きの神社向きの屋根。神仏が一つでまつられています。本日はオフシーズンの平日なので誰もいません。
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本堂前の天神社では牛が珍重されているようです。この牛が生きていたらヒンズー教を信仰している国と同じ光景ですw

牛の描かれた寄進物もあります。牛は神の使いのような扱いを受けていたのでしょう。

 
 般若窟境内背後に聳え立つ般若窟。この存在が宝山寺に荘厳さを追加している。
ちなみにこの場所はかの有名な
「空海」も修行したらしいです。
岩の質は柱状節理で火山系のものと推察されます。
 さすがは1678年に開山された、宝山寺。
境内の茶屋はかなり香ばしい感じとなっている。椅子、建具、照明、時計。すべてが時間軸が異なる。
裏の納屋も少し覗けた。生活感あふれる納屋は、宝山寺を今にまで支えてきた人々の痕跡が残っている。
中世から近代にかけて何もなかった時代。大阪中心街から程よい距離にあり生駒山からのさわやかな景色を望み、屋台で買い物を楽しみ、商売繁盛の祈願し、新地での食べ遊ぶ。一大レジャー施設だ。下山しながらそんなことを考えると実に風流だと思った。
この風流が楽しめるのも、もう長くはない。
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(2017)