全国裏探訪取材班は、滋賀最大の歓楽温泉街「雄琴温泉」に来ているのだが、前回までシルクロード通り・ゴールデンゲート通りを見てきたわけだが、残すところ南端の川筋通りのみになった。どうやらこの通りは雄琴最初の特殊浴場や高級店が多いという。
「案内所」
廃業したのだろうか、看板は抜け落ち完全に骨格だけになっていますね。骨抜きにされる店を案内する店が骨だけになってどうすんだ。あ、左のハイツから女が出て得し湯温泉街へ消えて行きましたよ。
「ようこそ雄琴へ 川筋通り」
「一級河川 大正寺川」
川筋通りはその名の通り、大正寺川に沿って店舗が並んでいる。
これが上空寄りからの様子。川の片側にしっかりとソープが並びますよ。
早速ワゴン車が、雄琴特殊温泉街川筋通りから出てきますよ。送迎ですかね。自家用車もかなりの数が駐車されていましたが、鉄道でも来るんですね。皆さんお好きですねぇ。
「アムアージュ」
ここにきて情報通の口がまた開きましたよ。このアムアージュという店は、雄琴で1・2を争う店らしく、ルックスサービスがかなりいいらしい。HPでチェックするのはいいが、特に土日は予約が必須とか。読者ももし気になったのであれば、情報通の言う事は聞いておいた方がいい。
さすが高級店の、案内人の小屋。雑なものが一切ない。さすが雄琴の高級店だ。評価の高い店というのは細かいところもさすがと言ったところか。
「花影」
冒頭の通りこの花影というのが、雄琴特殊温泉街で一番古い特殊浴場だという。この雄琴という地はトルコ風呂(ソープランド)の出店規制外だったことに加え温泉街も近くにあったので初めの店舗が店を構えた。その後は翌年に8軒、翌々年に14件と続々と行きつく間もなく建設ラッシュだったようだ。
花影の呼び込みのオッサンが取材班に近づいてくる。おかげでその続きの話を聞くことができた。この日野正平モドキのおじさんが自慢げに語りだす。
「当時は(1971年)この辺は一面田んぼだったんだね。そこに出来たのがこの花影。知ってるかもしれないけど松方弘樹さんっているでしょ!?ほら、まぐろ釣りの。あの人のお父さんが経営してた老舗なのよ。当初は毎日2、300人の客が来てねもうすごかったんだから。だからこの老舗、花影!もう間違えない!ね、店内でも見て行きい~や。オジサンプロやから!」
このおじさん、しっかり客にインフォメーションもしながら、すかさず営業もしてきましたよ。間違えない!という根拠が、老舗と言う事だけですからね。なかなかノリで接客してきますよね。裏探訪取材班はそんなノリは嫌いではない。せっかくなので店内を見せた頂いた。
次回雄琴特殊温泉街、最終回。花影の店内の様子からスタートしよう。
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(2019)