【閲覧注意】自殺の名所「青木ヶ原樹海」を野次馬る。【コロナで激増】(2)

全国裏探訪取材班は、山梨県富士河口湖町にある「青木ヶ原樹海」へとやってきた。ここは世界的に有名な自殺スポットがあり一度立ち入ると抜け出すことのできない場所なのだと言う。

取材班は青木ヶ原樹海に入った。ここは通説として”樹海に一度入ると抜け出せない”と言う話を聞いたことはあると思う。

確かに、そのような俗説はあるのだがそのような事実はない。基本的には遊歩道を通りピクニック的に楽しめば迷うことはぼぼなく樹海から出られないなんてことはあり得ない。

ただし、問題なのは遊歩道から外れて森の中に入った場合だ。これはなかなか危ない。遊歩道には基本高い柵などは無く、目立ったカラーリングもされていない。そのため100-200メートルほど遊歩道から離れると周囲どこを見回しても木々しかなく方向感覚がなくなってしまう。

辺りは薄暗く、足元も悪い。微妙な高低差もあるため、来た道を忘れてしまう。遊歩道は近いのだが方向感覚がなくなり、遊歩道とは逆方面に進んでいってしまうと途端に遭難してしまう。

「気温表示板 ただ今の気温 16℃」

遊歩道からたとえ200メートルのところで迷子になったとしても、方向感覚が狂った状態で遊歩道に戻るつもりで逆の方向に200メートル進んだとしよう。そうすると遊歩道から400メートル。こうなるともう樹海から抜け出すのは困難になる。

そうこう森を彷徨っていると体力がなくなる。ここは夏であっても気温が低く、たとえ夏でも夜ともなればかなり寒くなる。軽装であれば物資もなく携帯も電池切れ。雨なんて降ろうものならもう死亡コース確実だろう。まぁ、もちろんこれは青木ヶ原樹海だけではなく深い森なら何処でも起こりうることなんですけどね。

で、これも俗説なんですけど、青木ヶ原樹海では”方位磁針も使えない”という話もある。これは富士の火山性の溶岩は磁鉄鉱を多く含み、方位磁針が狂い出られない。と言う類の説なのだが、この磁鉄鉱で狂うのはせいぜい1度前後であり誤差の範囲内だ。そもそも方位磁針はこのようなことから、地表に近いほど誤差が多く出るので地面から遠ざけた高い位置で計測するのが基本だ。よってこれもダウト。

あともう一つが、”GPSも使えない””携帯電話も使えない”と言う説もあるのだが、これも真っ赤なウソ。最近のスマホなどであれば全く問題なくGPSは使える。ただ古い世代のGPS受信機なら密集した木々で衛星からの電波が遮られ使えない場合もある。それに加え、GPSは受信出来ていたとしても地図情報がなければ自分の位置がわからないので遭難する場合もあるかも知れないが、近年は携帯電話の基地局も整備れされているのでそのような俗説は限りなくデマに近い。

ではなぜ、この青木ヶ原樹海で人々が遭難してしまうのか。それは、遭難してしまった。のではなく、遭難しに来た。からに他ならない。まぁ要は自殺しに来たというわけです。

次回その辺の様子を見ていこうと思う。この先は【閲覧注意】ですのでご注意を。

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(2021)