全国裏探訪取材班は、滋賀県大津市に来ている。ここには欠陥が800箇所以上発覚した分譲マンション「大津京ステーションプレイス」を調査しにきた。このマンションは2009年に竣工以来10年以上に渡って施工会社の瑕疵を争っている。
マンションの建設における瑕疵、特に施工不備を証明するには施工時の写真他、別途第三者の調査会社に依頼をし、施工不備であることの証明をしなければならない、大手ゼネコンとなれば、風評被害他、賠償金の支払いを求められるため、こういった案件は会社規模が大きくなればなるほど隠蔽されやすい。
問題の機械式駐車場は10年経った今でも使えずに工事中のようだ。排水ができず、結果機械式駐車場を動かす機械が錆びて強度に大きな不安が発生しているとのこと。
錆びてしまた機械を放置するのも利用するのも危険なので、結局バリケード張って解体・撤去は仕方ないでしょうね。ボンベはアルゴンガスといったところだろう。
駐車場のちょうど真上に不思議な空間があった。機械式駐車場で使用される空間だったのだろうか、コンクリートがむき出しの状態である。本来であれば、なにか保護されている何かがあるはずである。手摺も骨組みだけだしw
一見何もない身障者優先の駐車場のように見えるが・・・・
よく見ると駐車場の床が汚れている。油の形跡のように見える。工事作業の車が何度も出入りしていたのだろうか。他人の障害を気にするより、この物件自体が障害物件なんですが・・
ちなみにこのマンションの大きな事件として、2013年9月16日の台風により、共用部の防風スクリーンガラス4枚が落下。結果乗用車5台と受水槽の破損とレストランの壁の破損。
原因は施工すべきアンカーの打ち込みの深度不足、打ち込む場所への打設場所の選定ミスとそもそも強度が保てないところに打設をしたこと。またL型アングルの強度の考慮不足による選定ミスもあった。ガラスサッシが交換されて居るのか真新しいっぽい。
無論ディベロッパーである「株式会社大覚」はこの時点で引き渡しを受けていないため、「南海辰村建設」に欠陥の改善と修繕を依頼した。
では空から眺めることにしよう。引きで見た時には一見何の変哲もない立派なマンションのように思えるが・・・
こちらが問題の屋上。この屋上も訳あって、防水処理がきちんとできておらず、最上階全戸漏水が発生。もちろん廊下もバルコニーでも発生した。その為、14階は住居として使えなくなり、購入時3800万円ほどした新築マンションの価値は50万円まで急降下する。繰り返すが50万w単位は間違えてはいない。
防水層はところどころはがされてしまっており、大雨の時はまったく使い物にならないそう。
検査の為か既に使えないためか防水層はなくなってしまっていた。実際の調査では防水処理がきちんと行われていなかったとの第三者機関の報告書まで提出されている。これを係争前でも大手ゼネコンが無視しているという事実には驚きの声を隠せない。
マジかで大手と言っても信用ならんな。「大津京ステーションプレイス」を次回もお伝えしていく。
(2020)
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