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全国裏探訪取材班は、和歌山に来ている。和歌山ってどこ?と思った全国の読者も「南紀白浜」と言えばあ~あの温泉地か。みたいな感じか。かつては新婚旅行のメッカだったリゾート地なんですけどここにも例に漏れず遊郭があったんですよね。
「南紀白浜」
前回から、ハマギンザ街道の裏手にある妓楼を見てきたんですけど、こんな感じで未だに健在なんですよね。
今でも、整備されいて洗濯物が干されている感じなんで、今でも家主が住んでいる感じだな。玄関はこんな佇まいだな。
「九十九荘」
玄関の上には九十九荘という屋号が掲げられている。これは当時からの屋号なのだろうか。なかなかレトロだなぁ。

敷地の外周には壁があったりするんですけど、去年に出来たようなメンテナンス具合だ。物件自体は古いんでしょうけどここまでメンテされているのは珍しい。
二階を覗くとこんな感じ。当時は手摺がむき出しだったのだろうが、後年になりガラスサッシがはめられていたりする。この後付けされたガラスサッシもよくあるアルミ製とかじゃなくて木製なのは家主のセンスを感じるなぁ。
見えづらいかもしれないが、ガラスの向こうの障子の上には扇形の意匠があるな。しかも電灯が昼でもついてるし。和食料理屋に改装されて居るならいざ知らず、個人宅の昼間にも電気付けてるとかなかなかやるなぁ。
この九十九荘を側面に回り込むと、また格子窓があった。左が古く、右の小窓は新しい。これも気を使って同じ意匠に合わせたんでしょうかね。
さて、かつて遊郭だったと思われる路地さらに奥へと入っていきましょうかね。ここにも何かありそうだゾ。
この物件なんかも妓楼なんでしょうか。う~ん、、玄関の感じは怪しいんですけど詳細は不明。
その隣は、空き地になってるんですけど、かつて物件があった跡があるな。ほら手前にはコンクリの残骸。一段奥の山側にはタイルがあったり。何かしらの水を扱う場所だったんでしょうか。
その路地の逆側には、平成になって建てたと思しき完全に最近の民家もあるんですけど、、おや、なんか旗竿地になった奥にも怪しい物件が。
もう少し寄ってみましょうかね。こんな感じ。一見ただの古い廃屋に見えるんですけど、よくよくご覧いただきたい。2階に丸窓が見えますよね。これってもしかして・・
その例の丸窓はこんな感じ。これは妓楼物件の容疑が白からグレーに近づきましたよ。後から四角のガラス窓が付けられてはいますが取材班の目はごまかせん。
しかも、足元を見るとこんな感じで飛び石や黒い石が敷き詰められている。民家でこんな凝ったデザインにするかなぁ。
この旗竿地の物件はちょうど前回紹介した妓楼の裏手に当たる。ここの地盤は表の妓楼より一段高くなっており、中央右に見えているのが、ちょうど表の妓楼の2階部分に相当する。遊廓マニアはもとより地形マニアも垂涎のスポットだ。
次回も「白浜遊郭」を見て行きますよ。
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(2020)