【駅前に】丸亀市「福島遊郭」と「西平山町新堀遊郭」を一気見!【2遊郭!】(3)

 

全国裏探訪取材班は、JR丸亀駅駅前に存在した2つの遊廓「福島遊郭」と「西平山町新堀遊郭」があると聞きやってきた。前回は駅から近い福島遊郭から見ているんですけど、今回もその続きを見て行く。

駅を降りるとさっそくかつて遊郭だった縄張りが広がる。前回は全国女性街ガイドなんかを見てきたのだが、実は1930年(昭和5)発刊の全国遊郭案内にも記載があったりもする。

「丸龜市福島遊廓 は香川縣丸龜市福島町に在つて、讃豫線丸龜驛から北へ約一丁の個處に在る。丸龜は京極氏の城下で、昔は琴平詣りの要津であつた。人口は約四萬あつて、團扇、花筵、竹細工、等が名産だ。(続)」

「玄要寺には田宮坊太郎の墓があり、法音寺には井上通女の墓がある。この遊廓は明治二十年頃に設立したもので、其の以前には船頭や旅人を相手とした私娼だった。(続)」

「貸座敷は目下十六軒あつて、娼妓は全部居稼ぎ制だ。遊興は時間制で廻しは取らない。費用は一時間一圓三十銭で、宵から十二時迄が四圓、引過からの一泊は三圓位である。(続)」

「臺の物は附かない。藝妓の玉代は一時間一圓十六銭。妓樓は、丸七、兒島、東可祝、八幡、中可祝、清月、朝日、第二大黒、西可祝、日の出、一二三、大黒、山栄、松鶴、武蔵、松月の十六軒である。」

こんな感じで横並びでオンボロの物件が立っているんですけど、これも妓楼なんですかね。あんまり生活感がないんですよね。

お!って思ってたら、こんな感じで軒下には行燈の跡が見て取れる。これはビンゴだなぁ。細かく探したらまだ残ってるんですよね。こういうのに気付くか気づかないかが裏探訪の面白さの分かれ道になる。

「こんぴら街道 福島町」

ここは今でも、金刀比羅宮の参拝道になっているらしく、電柱にはその旨が書かれている。古い住所のプレートも未だに吊り下げられる。

 

さて、この路地ぐらいから東へと行くと、だんだん福島遊郭エリアから、西平山町新堀遊郭エリアに入っていくと思われる。

「食堂 幸ちゃん」

元遊廓地区には交番や神社が付きものなら、客の食欲も満たすためにこういった古びた飲食店がセットなのも忘れてはならない。もうやってなさそうですけど。

そんな狭い路地を抜けるとこんな感じの港が出現する。実はここは江戸時代から金比羅さんへと参る中継地点の要港として栄えてきた。持ちろんそれだけではなく精進落としとしての遊廓に違いないんですけどね。

「みなと公園」

 

現在はそんな往時の様子を再現した公園が整備されている。こんな感じで参拝客を乗せた船があちこち泊まってたんでしょうね。

「江戸講中燈籠(太助灯籠)」

この港には大きな灯篭が建立されており当時から親しまれている。この灯篭は別名太助灯籠と言われており、建立に際し約4千人の寄進者のうち最高額を寄進した塩原太助の名からそう名付けられているようだ。

さてこの、港から東側には「西平山町新堀遊郭」が広がっているので、次回そこんところを見て行きましょうかね。

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(2020)