全国裏探訪取材班は、福井県の隠れDEEPスポット「雄島」に来ている。この島はいくつかの変わった“しきたり”とか変わった現象があるのでそこんとこを見ていこうと思っている。
まぁ、取材班は島を反時計回りに回ってはいけないと言う“しきたり”を無視して無人航空機で反時計回りに回っていたんですけど、少し無人航空機の計器が異常値が出ていたことに気づいた。
地表から高くても100m以内で飛行していたところ、明らかに高い高度が計器に表示されていたのだ。今までにない現象でこれは明らかにおかしい。すると雄島には変わった奇岩があるのだと言う。
調べたところこの雄島には「磁石岩」と言うものがあり、熱残留磁気が特に強い奇岩があるらしい。そこでは、地磁気センサや方位磁針などの計器がズレまくるのだと言う。ちなみにこの磁石石なぜそんな磁力があるのかがわからないが、強力な雷に打たとか、さまざまな理由があるとか。
目視で、十分安全高度を保ちつつ反時計回りで飛行していく。すると、島の東側に何やら物件が見えてきた。
ここは平安時代に、源義経が落ち延びる行脚をしていた際に立ち寄り率いる家臣の兜を奉納したという記録が残る由緒正しい神社だ。
「大湊神社」
しかし、安土桃山時代になると、織田信長によって焼き討ちにされ今ある社殿は1621年(元和7年)に建立されたものだ。これは福井県の文化財にもなっている。
さて、取材班は無人航空機を使い掟破りの反時計回りで回ってきたわけですがいかがだっただろうか。最後に、曰く付きなのはこの「雄島」だけではない。
雄島橋から北側の海岸沿いを望んでみると、そこにトンネルがあるのがお分かりだろうか。実はこのトンネルも曰く付きだそうだ。
雄島トンネルへは、歩いて1分ほどで到着。周囲には住宅街があるとはいえ明らかに気味が悪そう。意外と日本海側ってヘンなスポット多いですからね。ココとかもそうだし。
「雄島隧道」
さて早速、雄島トンネルへ入っていきましょうかね。トンネル自体は全長50mほどの短いトンネルなんですが、中は湿気があり時々響き声が聞こえている。
何故トンネル内で響き声が聞こえるかと言うと、こんな感じでトンネル内途中で海岸に向かって空間が開いており、波の音や、岩に波がぶつかる音が不気味に響いている。
で、その雄島トンネルに中にこのように横穴がある。これが、今回最後にお伝えするスポットだ。
その横穴の奥行きは5、6mくらいだろうか。いかにも怪しげな緑のビニールで水滴落下を防いでいるのだがとにかく薄暗く気味が悪い。
「招福 観音様」
取材班は恐る恐る観音様の方へと歩いていく。実はこの観音様、地元民の情報によると観音様の隣に女の霊が立っていることがあるのだという。ほんとか嘘かはわからんが・・
さらには、心霊スポットマニアによると、この観音様の目が赤く光ることがあるらしく、その現象に遭うと必ず帰宅するまでに事故に遭うという話だ。この観音は、やはり自殺者が関係しているらしくそれを供養する物らしい。あ、そういえば東尋坊にも、東尋坊タワーにも観音様居たっけ。
ま、いづれにしても、この辺はちょっと気味の悪い福井のDEEPゾーンであることには違いない。東尋坊からの雄島反時計回りで雄島トンネル。心霊スポット探訪も悪くないかもな。
(2020)
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