全国裏探訪取材班は、観光都市小樽で1番マニアックなアングラDEEPスポット「オタモイ遊園地」跡を訪れている。ここは現在では道民からは心霊スポットや、自殺スポットとしてまことしやかに語られる裏スポットだ。
前回までお伝えしたように、現在は東側の空き地の部分のみ見て回ることができるのだが、西側一帯のエリアは現在崖崩れとかなんとかでアクセスできない。
丁寧にも行政がこのように写真付きで、現状を掲示している。これは厳しそうだなぁ。
それにもかかわらず、外人が柵の中に侵入してたりするんですけど、なんか2人はいわゆるラブラブなんで青○なんかする場所でも探してたんですかね。
それはそうと、こんな感じで東側一帯は崖崩れがされてますよ!と案内板がある。こんな案内板があっても実はそれほどでもなくてイージーに突破できる場所が少なくはないが今回は取材員が少ないので、先ずは事前に空撮でこの先の状況をチェックしましょうかね。
大体東側の全景はこんな感じ、西側の一帯に比べると岩肌が露出していて、浜辺は少なくいきなり断崖絶壁のような感じだ。
西側の広場から東側へアプローチする小道はこんな感じでこの一本道しかないようだ。
で、市の担当者にこのオタモイ遊園地の道路事情を聞くと「草木が生い茂っていて熊も出るかも知れませんし、断崖絶壁は手摺も脆く非常に危険なんで出来る限り行かないほうがいいとおもいます。」
まあ、たしかにこんな道を見ると行きたくは無くなりますよね。人がすれ違いのも危険そう。
しかも、全て岩盤を削った小道だと思いきや一部はこんな感じで橋が渡されているのが見て取れると思う。いや、これ絶対長年の日本海の潮風で錆だらけだろ。どうせ鉄製だろうし。
ってことで、取材班は地上からアプローチしたかったのですが。今回は時間も無いんで無人機で観察していきましょうかね。
「夢乃里 オタモイ遊園地」
さてここでもう一度、当時の略図を見て行こうではないか。この図の左には西側に建っていた弁天食堂が見える。そして今回は無人機で東側へと移動している。略図中央には断崖絶壁がありそこに巨大な建築物が見える。少し解像度が足りないが「龍宮閣」と書かれている。
こちらが略図とほぼ同画角だ。てことは、この中央の崖に龍宮閣があったという事か。すごいところに物件が建っていたんだな。
実際に無人機は断崖絶壁に近づいていく。お、龍宮閣のすぐ左に描かれている門みたいな物件はまだ健在だぞ。ってことはこの先に龍宮閣跡があるはずよな。
無人機は崖の中央部分まで来た。ここは現在龍宮閣が建っていたと思しきところは、現在コンクリートで固められ海に突き出した遊歩道のようになっている。
さて、次回は龍宮閣がなぜなくなってしまったのかその辺をより詳細に現場を見ながら確認していきましょうかね。
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(2020)