【情緒ある】元遊郭カフェ「アホロートル」内部公開!【仕掛け有】(1)

 

全国裏探訪取材班は、大分県別府市に元遊郭の喫茶店があると聞きつけ、駆けつけた。遊郭はその特殊性と現代という時代から耐震基準や老朽化に伴い、その数が減る一方だ。特に貴重な内部は痛みや改装が激しく、原型をとどめているものは少ない。さて今回はどんな物件なのか。

「流川通り」

流川通りから入った先にそのお店はあるそうだ。流川通りは別府の赤線地帯である。現在でもその盛り場は健在なので、色を楽しみたい諸君は別記事を参照されたい。ここでは割愛させていただく。

「喫茶・軽食 アホロートル 」

細い路地を歩いていったところにアホロートルという看板がある。住所で言えば大分県別府市楠町7あたりだろうか。

非常に立派な遊郭建築である。右側の格子は女が当時並んでいたところらしい。そりゃそうだ、今みたいに写真は手軽ではないから現物見てお買い上げといったところか。口で隠す現代よりリアルに選定するメリットは大きいな。

窓枠は当時のものだ。空いていればここから遊女が手を振って通りの客を誘っていたのだろうか。それとも、内側の光を利用しシルエットを映し出して…

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玄関を空けて訪ねてみる。少し手が加えられ、モダンな雰囲気である。どんどん中へ進もう。

少し歩くと、恐らくここが当時の玄関であっただろう。格子は外側から見た二階の格子と同じである。後ほど説明するが、遊郭建築というのは所々にある飾りに手が込んでいる。

ここまで誰も出迎える事はない。気を取り直して、二階に上がりましょうかね。

遊郭だった当時、遊女に連れられてこれから始まる夢の世界に心を踊らせたのだろうか。この竹の手摺に男達は期待を握りしめ、帰りは満足を添えたのだろう。

 

二階に上がると、ここにカウンターとキッチンがある。奥に店主夫婦がいる。ここで右側のひょうたんの窓を見てほしい。

一見ひょうたんの形にくり抜いた壁に見えるが…

お分かりいただけただろうか。裏から障子を締め中から灯りを灯すと画像のようにひょうたんが障子を通して光量が軽減されて映し出される仕掛けだ。LEDやネオン管がない時代に手の込んだ仕掛けだ。

先程上がってきた階段もそうだ。手摺に加えて窓枠、照明の位置も薄暗さの演出は今時のピンサロのレベルを遥かに越えている。この技術は頭を使えば今でも活かせる。雰囲気重視の空間を作りたい諸君は是非見習ってもらいたい。

さえ次回は、いよいよ貸席内に入って行きましょうかね。

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(2020)