全国裏探訪取材班は、三重の九龍城「大門商店街飲食店街」を裏探訪しているわけだが、九龍城とは大げさな!と言われるかもしれないが実際訪れてみると意外に納得するかもしれない。なんてったって外観がこんな感じですからね。
「大門商店街飲食店街」
前回は大門商店街飲食店街の北通りを見て、北側の出入り口から出たわけだ。今回はその続きをお伝えする。
「観音児童公園」
北側は観音児童公園として整備されており、公園からもズタボロな外観を人々に晒している。キャッキャ遊んでいる児童らは「幽霊マンション!」などと叫んでいた。子供心にも住居と言うのは理解しているようだ。
そんな不気味な風貌を中和するためなのかどうかは分からないが、このようなタイルアートがあったり。このミスマッチが余計に不気味さを増幅させてるんですが。
細かなディティールを見て行くと、このように窓からガラスは剥がれ落ち鳩の巣窟になっているようだ。これなら、童心には幽霊マンションやお化け屋敷と言われても仕方がないだろう。
それはともあれ、まあ、この幽霊マンションに取材班は再度入っていくんですがね。
「和風スナック 佳」
「一期一会」
路地内はズタボロな様相で今にも死にそうなのだが、昼間からこちらの店では演歌がガンガン流れている。老人の癒しの場なんでしょうかね。
そんなカラオケの歌声を耳にしながら配電盤を見てみると、なぜか配電盤ケースがグニャグニャに・・・
正常な配電盤はこんな感じなはずなのだが。
なにか漏電とかそんなトラブルでもあってメーターや分配器がまる焦げになったんですかね。こんな事じゃコロナにやられる前に火事で全滅しそうだぞw大丈夫か?
「路」
この路地は半世紀以上の長年の臭いが蓄積している。何というか油と酒とそれが腐敗したよう何とも言えないあの飲み屋街の臭い。綺麗好きには辛いかもしれん。まぁ酒に酔えばそんな臭い分からないんでしょうが。ちなみに路地にはもんじゃ焼きいや、ゲ○が放置されていた。足元注意だ。
こちらは和食割烹かなんかですかね。引き戸には毎年認証シールが貼られていたが、10年ほど前から貼られていないようだった。もう閉店して久しいようだ。
「三重県 料理店 公安委員会」
この和食屋にも三重県の料理店の銘板がある。そういやこの表札ってこのいかがわしい島のいかがわしい旅館にもありましたよね。ここは純粋な料理屋だったと思うのだが・・なんてったって売●料理屋から和食料理やまでひとくくりの料理屋なんで本音と建て前を使い分ける日本人ならではの発想だな。
これで大体「大門商店街飲食店街」の商店街と飲食店街はほぼ廻ったと思うのだが、まだまだ全て見て来たわけじゃないんですよね。残るはこの2階部分。そんな風になってるのかを実地と上空から探訪していきましょうかね。最後までぜひお楽しみください。
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(2020)