全国裏探訪取材班は、前回より岩手県盛岡市に来ている。岩手県といえば寒いど田舎の街っていうイメージがあるんですけど、新型コロナウイルス感染者数ゼロだったりあながちネガティブな県というわけでもない。まぁウイルスにかからないってことはそれだけ閉鎖的っていうことですけどw
こちらは元中三百貨店(現ナナック)から見た八幡町方面だ。ちょっと手前を写過ぎてるけど方角は正しい。ちょうどナナックから見て南東方面が今回の目的地だ。目的地「八幡町」は八幡通りを境に主に北と南で雰囲気が全然違う。
はじめに取材班が向かったのは北側のエリア。ナナックがある中心地から東へと歩を進めていく。結論から言うと結構今回は縄張りが広いので気長にお付き合い願いたいし、実際当地を裏探訪される場合も気長にどうぞ。
「中ノ橋通一丁目11」
東へと歩き進めていくと、急に路地の幅員が狭くなってくる。だいたい取材班の経験上こう言ったところには怪しい所が多い。
さすれば早速右側に現れる軍艦建築。これはスナック街かなんかですかね。
やはりスナック街の様だ、これはなかなか年季が入ってるな。物件の躯体もコンクリートを流し込んだのもではなく、コンクリブロックを積んだタイプ。
これは地震が来たらイチコロだなぁなんて思っていると、やはりバリケードで防がれている様だった。もうお亡くなりになっているのか。
「ホットSPACE コーリング」
バリケードの間からの中を覗いてみる。死んだスナックたちの残骸が今でもいまでも残されていた。もう解体を待つのみか。
ちなみに表の八幡通りから見た当物件はこんな感じだ。もう終わろうとしてるんでしょうけど、レトロだなぁ。
「江戸」
さて、細い路地裏を東へと進む取材班だが、そのスナック街ビルの裏にはさらに怪しい物件が。江戸とだけ行灯が挙げられている物件なんですが、これは一体なんの店なのか。
「酒肴 五味八珍」
さらに東へと路地裏を進んでいくと、さらに幅員が狭くなる。建物が急に迫ってくる感じもするし、圧迫感あるなぁ。
「スナック シルクロード」
まぁそんな物件たちも、例に漏れずスナックなんですけどね。シルクロード・・場末のソープ街にありそうな屋号だな。と、何気なく見上げるとそのスナックの2階には妖艶にも見える円窓も配置されていた。もしかしてこれって・・
一見勝手口かなんかと見まごう出入り口のドアもあるんですけど、これは正式なスナックの出入り口かな。で、よくみると左側には細い勝手口があったり・・
2階を見上げるとこんなかんじ。おそらく元スナックだったりするんでしょうけど、スナックに偽装したヤリ部屋跡だったりしませんよね?
多少飛躍しすぎなのかもしれないが、実際ここへいってみると狭い路地のスナック街。そういった淫靡な空気が無くも無い事がわかるだろう。最近はちょくちょく駐車場となったり歯抜けになってるんですが、昔はもっとギッチリスナックが密集だったんでしょうな。
さて、まだまだ盛岡市の「八幡町」の裏探訪は始まったばかりよろしくお付き合いいただく。
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(2019)