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全国裏探訪取材班は、複数回にわたって京都府の「橋本遊郭」をお伝えしてきたのだが、全て見終わり橋本駅まで戻ってくると、駅の大阪側に巨大な木造建築があることに気づいた。長いレポになるがもう少しお付き合いいただきましょうか。
基本的に橋本は男山と淀川に挟まれた狭小な土地のため、道は総じて狭く。遊郭なき今では、京都や大阪方面に通う学生や通勤客がポツポツ駅から降りてくるだけな場所だ。
そんななんてことない風景の中に、例の巨大木造建築が存在する。都会にあると、なんだただのズタボロな長屋か。と、素通りするんですけど、ここはかつての一大遊郭橋本。関係がないわけなかろう。
どうやらここ、見た目も実際も廃墟なんですが、実はかつての橋本遊郭の検番跡らしい。そんな話をエクストラ取材員のK氏としているとその取材員はかつてこの物件の中に入ったことがあるのだと言う。その取材員から全国裏探訪取材班は画像の提供を受けたので、早速中の様子を見て行きましょうかね。
さて、門を入って行きましょうかね。さすがかつての検番跡だけあって門もしっかりしてるな。もうこの辺から雰囲気あるな。

この写真が撮られたのは今から約15年くらい前だと言う。取材班が今回訪れた際はさらに蔦が周りかなり厳しい状況だった。で、この物件なのだが、初めは検番跡、その後この物件は「橋本遊廓歌舞練場兼芸娼慰安余興場」として整備された。
地元民曰この橋本遊廓歌舞練場兼芸娼慰安余興場は大正時代に建てられた物だと言う。なるほどかなり古いな。商売繁盛を願ってか、今でも敷地内にはこのような祠があったりもしますよ。
「天寿荘」
この大きな物件を見上げる。上の破風には何やら看板がかけられているのだが、塗り足し塗り足しで各レイヤーが重なり詳細がかなり判別しにくくなっていた。Googleマップで確認すると天寿荘になっているわけなんでアパートか何かですかね。
さて、推測、憶測していてもしょうがないんで、中へと入って行きましょうかね。あ、やっぱりここは天寿荘と言うだけあって今はアパートなわけか。って言ってもこの画像は15年前なので、今は持っとズタボロだろうが・・
中に入ると、いくつも部屋があって、各住居に風呂と便所がないタイプのパターン。これはかなりクラシックな集合住宅だ。と言うかボロいw
なかには生活用品が雑然とおかれており、大体の住人の身分がよくわかる。そして、エクストラ取材員曰く、15年前当時はまだ生活している人間がいたらしい。
ほらスピードライトを使った写真。意外と居住エリアは綺麗にされているんですかね。住人がいそうでしょ?
長い間、橋本遊郭のレポにおつきあいいただいて非常に恐縮だが、次回も天寿荘こと橋本遊廓歌舞練場兼芸娼慰安余興場を見て行きますよ。
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(2019 2005)